「原発やめろ!」「未来は俺たちのものだ!」広島で300人デモ
6・11広島では梅雨の晴れ間の青空の下、約300人が原爆ドーム前に集まって集会とデモを行いました。被爆者、福島からの参加者、子ども連れのお母さん、お父さん、学生など、福島原発事故を契機にたちあがった人たちがたくさん参加しました。「原発やめろ!」「社会を変えよう!」「未来は俺たちのものだ!」――若者のこの声に多くの人が一緒に声をあげ、広島の街に核・原発絶対反対の声がとどろきました!
8・6ヒロシマ大行動と広大生の実行委員会は12時から原爆ドーム前に集まろうと呼びかけ、ヒロシマ・フクシマ発の原発即時停止・廃止1000万署名や福島へ持参する寄せ書きを作りを行い、集会に集まった人たちや観光客らが多数応じてくれました。できあがったばかりのカラフルな8・6ヒロシマ大行動のビラ1000枚を配布。最高に盛り上がったのは広大生のバンド演奏です! 原発許せないという思い、福島の人たちへの思いをガンガン歌い、演奏し、踊りました。13時半から始まった集会では、福島から来た母親が、放射能で故郷を汚し、子どもの命を危険にさらしている原発への怒りを静かな口調で切々と述べ、「声をあげ、行動を続ける」と決然と表明しました。
そしてデモです! 2つめの挺団(約100人)の先頭は原発廃止の幟旗、太鼓やラッパをもった広大生や青年、若い子連れの母親らが先頭に立ちました。コールは「げんぱつを止めよう」というバナーをマントにして身にまとった広大生。「原発いらねぇ」「子どもを守れ」「未来は俺たちのもんだ」「東電・政府は責任トレトレ」「俺たちは怒ってる」などなど。ヒロシマ・フクシマ・オキナワをつなげ「基地もいらない」というコールも。デモは圧倒的な迫力で広島の中心街を突き抜け、福島から来たお母さんも明るい表情に。デモにケチ付けしようと待ちかまえていた数人の「在特会」は相手にもされず、みじめに退散。
次は8・6ヒロシマです! 午前9時、原爆ドーム前集合です! 原発の息の根をとめる闘いにしましょう。すべての原発・核、戦争を許さない――被爆者、労働者、学生、農漁民――こんな社会もうまっぴらごめんだという声がうねりとなって、行動として全国、全世界の街にあふれ出しました。職場、学園、地域で、私たち自身の力、団結と国際連帯の力で核・原発をなくし、戦争と新自由主義を打ち砕く闘いに突き進みましょう!(広島S・K)
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