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国際専門家会議に抗議行動、山下らを弾劾、福島

s2011091501a-2.jpg 9月11日、12日、福島医大で開催された、日本財団の主催する「放射線と健康リスクに関する国際専門家会議」に対し、福島県労組交流センターと「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」を中心とする断固とした抗議行動が11日早朝から行なわれた。 

 米帝の御用機関ICRP(国際放射線防護委員会)や放医研、そして福島医大などの共催で、ICRP、IAEA(国際原子力機関)、WHO(世界保健機関)などの原発推進機関が、「国際的な英知を集めた科学的な検証」を行ない、「住民、特に母親の心配を払拭(ふっしょく)する」(山下俊一)と、鳴り物入りで開催した会議は、「チェルノブイリよりも健康被害は小さいと見られる」という何の根拠も示さない提言を採択しただけで終了した。 

S2011091501a-1.jpg山下は「福島の現場に世界の英知が集まり、議論が出来たこと自体が成果」と言うのみで、「放射能は安全」という結論だけのための会議であったことを自認した。
 抗議行動は、交流センターの渡辺代表がハンドマイクを握り、「国際御用学者会議粉砕!第2のABCC(原爆傷害調査委員会)許すな!福島県民はモルモットじゃない!子どもたちを放射能から守り抜こう!すべての原発をなくそう!」と烈々たる弾劾のアピールをたたきつけ、30人を超える抗議団が警備の職員のピケットと対峙(たいじ)しぬくなか、子供ネットの中手代表や佐藤世話人らが阻止線を突破し、会議参加者に英文のメッセージボードを突きつけ、最後まで弾劾行動をやりぬく画期的な闘争として成功した。(福島・E) 

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