埼玉で150人が反原発デモ、福島出身者が次々渾身のアピール
9月11日埼玉では、150人がデモに出た。大宮駅近くの山丸公園での集会は、初めて見る顔が多い。6・11に手をあげて発言した方が、今回は詳しくその思いを語った。二本松に娘がいるという県内在住の女性は、「私たちは1995年の阪神震災で被災しており、3・11があったとき、そのお礼をしなければならないと思い、とても逃げるなんて考えられなかった。しかし、二本松の放射能はひどい。そこに娘がおり、その事を思うと気が気ではない。家族関係さえ壊されかねない」と訴えた。
また、南相馬出身の学生は、鉢呂の問題発言に触れ、「他人を思いやるのが知性であって、鉢呂にはそのかけらもない」と弾劾した。
デモは、大宮東口の繁華街から、JRの線路を渡り、西口に向かうコース。途中にJRの総合事務所や工場があり、総合事務所の労働者が窓を開けて、手を振る。大宮西口に向かうあたりは、デッキ上に見物人が鈴なり。若者の街、大宮で思いっきり反原発がアピールされた。(埼玉)
この記事へのコメントはありません。