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徳島刑務所がゼルツァーさん夫妻の面会拒否! 暁子さんと共に徹底弾劾

s20111109b-1.jpgs20111109b-2.jpg 11月8日、11・6労働者集会に参加したステイーブ・ゼルツァーさんとお連れ合いの鳥居和美さんが、星野文昭同志に面会するために徳島刑務所を訪れた。ところが、徳島刑務所はこれを拒否した。大阪、岡山からも仲間が駆けつけ、徳島刑務所を徹底的に弾劾した。国際連帯の実現をかけた星野同志との面会を拒否する徳島刑務所を許すな。全国の怒りを徳島刑務所に叩きつけよう。11・27星野全国集会に圧倒的に結集し、星野同志を今こそ取り戻そう。(写真左は徳島刑務所の門前に集まったゼルツァーさん夫妻と仲間たち、写真右は徳島駅前で面会拒否弾劾の訴えを行う暁子さん) 

 午後2時、ゼルツァー夫妻と星野暁子さんは面会を申し込んだ。門前には「第1統括」を始め5人の職員が待ち構え、「一度に3人しか構内に入れない」と制限する。これも、昨年から始まった新たな攻撃だ。
 中に入る3人を、拍手で見送る。「第一統括」が「所長の決済を得る」と言っていったん事務所に入り、ゼルツァーさんらの面会を認めないと通告した。理由は、「所長の決定」と言うばかりだ。さらに「運動の代表としては3人の面会しか認めていない。その差し替えなら検討する」と、さらに不当なことを言ってくる。これを弾劾した上で、暁子さんが面会に入った。
 ゼルツァーさんは、「日本の受刑者の民主的権利がいかに蹂躙されているか良く分かった。ブラザー星野がこんなところで37年間も闘っているのはすごいことだ。これを国際的に発信して、大きな闘いをつくり出そう。星野さんを解放しよう」と訴えた。
 暁子さんが出てきて、星野同志が面会を楽しみにし、ゼルツァーさんに伝えるために英語のメッセージを用意していたことを伝えた。「自分は元気で闘っている。暁子やみんなから元気をもらっているからだ」と語り、11・6集会の報告を真剣に聞いたことが報告された。
s20111109b-3.jpg それを聞いて、さらに怒りがわいてくる。岡山、大阪の仲間が、次々に差し入れ行動を行った。最後に、ゼルツァーさん、鳥居さんも差し入れをした。その後、暁子さん、ゼルツァーさん、鳥居さんが構内に入って、怒りに燃える申し入れ行動を行った。その後、神山森林公園から徳島刑務所を見下ろして、星野同志への激励を送った。
 徳島駅前で、面会拒否弾劾の街宣を行った後、「国際救援集会」が開催され30名が集まった(写真)。暁子さん、ゼルツァーさんの報告を受けた後、質疑応答が活発に繰り広げられた。ゼルツァーさんは、星野同志の闘いを全世界に発信することの重要性を強調し、そのために若い人に期待すると、学生や青年労働者に語りかけた。
 国家権力は、反原発・反失業の闘いの高揚、11・6労働者集会の爆発に心底恐怖している。それに対する逆流として、星野同志への弾圧を強め、面会拒否を連続している。労組交流センターは、来年2月、定期総会を徳島で開くことを決定した。星野同志を労働者階級の力で取り戻す情勢が来た。11・27星野集会を大成功させよう。(K) 

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