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11・20 若い力で、NAZEN福岡結成集会が大成功!

s20111123a.jpg 私は11月20日、「かくもげんぱつもいらんばい!反原発集会&NAZEN福岡結成集会」に参加しました。参加者は72名。9・19明治公園6万人―11・6労働者全国集会―11・13さよなら原発福岡集会1万5千人の高揚を引継ぎ、反原発の闘いをつくりあげていこうという意欲が感じられる集会でした。
 冒頭、NAZEN全国呼びかけ人の美ら島沖縄大使・琉球アーチストの宮村みつおさんが開会宣言。三線の演奏の後、宮村さんの「私は沖縄闘争を重視してきました。今や沖縄と反原発闘争を一つにして闘っていくことが重要。玄海原発をはじめすべての原発をいますぐなくそう! 『やらせメール』を居直る九電をぶっ飛ばそう!」という訴えに同感です。 

 続いて7月玄海原発再開を阻止した佐賀県庁闘争から9・19明治公園、11・6労働者全国集会、そして11・13福岡反原発行動にいたる激闘を伝えるDVDの上映。闘いの雰囲気を盛り上げるなかなかの出来でした。
 一番の感動は、メインである「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク世話人」の佐藤幸子さんの講演でした。佐藤さんは、「チェルノブイリ事故以来、福島でも同じような事故が起きるとずっと考えてきました。金よりいのち。だが、3・11以来政府・権力、全行政はそれに一貫して背を向け、裏切り続けています。御用学者を動員した『100ミリシーベルト以下なら安全』というキャンペーンはますますひどくなっています。『除染』の名のもとに現実の外部・内部被曝の危険を隠蔽し、屈服を迫る攻撃を一段と強化してきています。はっきり言って福島の現実は『炎の戦場』です。放射能は目に見えませんが、今この瞬間にも子どもたちと全福島県民の健康と精神を傷つけ続けているのです。あらゆる人々が手を携えて全原発を絶対に廃炉に追い込まなくてはなりません」「今がラストチャンスだ」と訴えました。
 講演後、11・13福岡集会で参加者たちに呼びかけて作成された「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」あての一言メッセージで埋まった檄布が、主催者とかわいい子どもたちから佐藤さんに手渡されました。
 質疑応答での「佐藤さんの訴えに衝撃を受けた。佐藤さんが『しなければならないことが多く、自分のコピーが欲しい』と言われたが、それなら私が『佐藤幸男』になって闘わねばと思った」という参加者の発言に勇気づけられます。決意表明では、産直の会・大地で百万人署名運動・久留米の会員、闘う医師からの発言の後、福岡市の教育労働者が「文科省は3・11以後も原発・放射能推進の姿勢を何ら変えず、放射能は危険ではないというキャンペーンを続けている。だが、日教組指導部は闘う気構えがまったくない。闘う労働組合を下から甦らせよう」との訴えが印象に残りました。さらに国鉄1047名解雇撤回闘争原告団の羽広憲さんは、昨年の4・9政治和解を弾劾し、「国労本部の闘争終結宣言と闘争団の組合権剥奪攻撃は絶対にゆるさない。国鉄分割・民営化と原発推進は新自由主義の攻撃として一体で行われた。解雇撤回と原発廃止を共に闘う」と力強く宣言しました。
 最後に、発起人からNAZEN福岡結成宣言が読み上げられ、「いまこそ全原発を即時停止、とりわけ玄海原発の再稼動阻止、全原発を廃炉に!」「今こそ、世界を変えるラストチャンスだ!」と呼びかけました。
 司会は若い元気いっぱいの青年でしたが、同時に事務局としてNAZEN福岡の今後の行動方針を提起。次に、もう一人の青年のギター演奏のバック付きで、斬新なデモコールの披露! 集会の締めも青年労働者でした。自分の決起を紹介しながら団結ガンバロー。ここに11・20集会の成功が凝縮されていたと思います。闘いはこれかからです。 「やらせメール」の九電・真部社長-松尾会長、そして古川佐賀県知事を辞任に追い込み、玄海原発再稼働を阻止しよう! 原発再稼働を狙う野田民主党政権を打倒しよう。(福岡・I) 

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