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秋田で国鉄1047名解雇撤回!全原発廃止!の集会・デモ

s20111019a-1.jpg 10月16日、秋田市ジョイナスで「国鉄分割・民営化による1047名の解雇撤回! 非正規職撤廃! すべての原発を廃止しよう!」を掲げて60名が結集する集会とデモ行進がかちとられました。
 国鉄闘争全国運動の一翼を担う「国労秋田闘争団と共に闘う会(ともに闘う秋田の会)」が主催する集会は、まず鉄道運輸機構本社抗議行動と7月国労大会闘争のDVD上映から始まった。特別報告①として、和解を拒否して不屈に闘う国労秋田闘争団の小玉忠憲さんから「13日の国鉄闘争勝利一日行動と外注化を阻止した9月末の動労千葉ストライキ闘争、とりわけ2波の10月ストライキで被曝労働を実力阻止した動労水戸の闘いに今こそ続こう!」のアピ-ル。 

s20111019a-2.jpg 小玉さんはさらに、「警察権力に守られた全国大会で被解雇者を組合から排除決定する、これはもはや労働組合ではない! 連合加入を策動する国労本部は、分割・民営化に反対して25年間国労の旗を守ってきた現場組合員から打倒されて当然だ! 和解拒否の原告団は自らの闘いで必ずや国労を闘う組合に甦らせる!」と、国鉄闘争の現状と11月日比谷野音集会への総結集を熱烈に提起した。
 特別報告②としてフクシマ現地からJA労働者が登壇し、怒りに耐えない現地の具体的な状況が報告された。そして原発と人間は絶対非和解であり、10月10日についにNAZEN・フクシマを結成したこと、これからがいよいよ正念場であり、11月集会はフクシマから大挙して結集すると力強い決意を語り、満場の拍手が寄せられた。
 続いて、地元会員の代表が立ち「あの政治和解はどうみてもおかしい。勝利するまで小玉さんを断固支援しよう」と発言。さらに、全金本山労働組合を始めとする東北各地から結集した闘う労働組合と現場労働者代表の連帯の挨拶が次々と行われた。
s20111019a-3.jpg 集会終了後は、先頭の宣伝カ-に小玉さんが乗り、マイクで訴えながら駅前一周のデモ行進。デモ隊の先頭を行く青年労働者は「解雇撤回! 非正規なくせ! 団結するぞ! 闘争勝利!」「原発いらない! 子どもを守れ! 故郷を返せ! フクシマ返せ!」のリズムコ-ルと、その間を挟んだシュプレヒコ-ルの圧倒的な迫力で、街行く人々を釘付けにした。大成功だ。
 デモ行進後の交流会は、一人ひとりが明るく楽しく、熱い発言でいつになく盛り上がった。10・16秋田の集会とデモの成功は、東北から11月集会に向う総決起の号砲として鳴り響いた。(TK) 

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