2012年八尾北・西郡決戦へ新年団結旗開きかちとる
1月14日、八尾北労組・全国連西郡支部・八尾北命と健康を守る会の団結旗開きが八尾北医療センターで行われれた。青年先頭に地元、関西各地から110名が結集し、熱気あふれる旗開きとなった。
司会が動労千葉のメッセージを読み上げたあと、連帯・共闘の挨拶が続いた。差し押さえ弾劾裁判弁護団、関西労組交流センター、婦人民主クラブ、全学連、そして道州制・民営化と闘う共闘会議から関西合同労組大阪東部支部が、八尾北・西郡決戦を自らの闘いと一体で闘う闘争宣言を発した。
八尾北労組の藤木好枝委員長が基調報告を行い、「2012年はまさに決戦の年になる。八尾北労組員でもある辻西さん、田中さん、岡邨さんへの住宅追い出し強制執行との攻防、また、八尾北明け渡し裁判の早期結審策動が狙われている。八尾市の問答無用の攻撃との闘いに結着をつけていく第一段階の攻防がこの3~4月だ。八尾北11年、住宅闘争15年の闘いは、国・資本・八尾市の800事業民営化を最先頭で阻み新自由主義攻撃を破産させてきた。3・18全国闘争をもって国・八尾市との力関係を変えよう。八尾北・西郡決戦で道州制粉砕=橋下打倒の闘いを切り開こう」と訴えた。
主催団体の決意表明に立った全国連西郡支部の岡邨洋支部長は、「3家族への住宅追い出し強制執行、11家族への新たな追い出し提訴を絶対に許さない。八尾市と地区協、そして共産党、すべてがグルになっている。私たちの闘いがこのことを見事に暴き出した。こんな連中をぶっ飛ばし、私たちはムラ全体に責任を取る。支部1000名建設で更地化・廃村攻撃を打ち砕く」と戦闘宣言を発した。辻西幸子西郡支部書記長は「上告棄却、門前払い。私らの声に裁判所は聞く耳すらもたない。闘いの輪は広がっている。みんなで突き進んでいく」と力強い決意表明を行った。供託者から「何があっても負けない。とことんやる」と断固たる戦闘宣言。守る会は「八尾北医療センターの明け渡しを絶対に許さない」と訴えた。
末光道正八尾市議は、「野田民主党政権の原発、失業、大増税も、橋下・維新の会の道州制・労組破壊も、田中八尾市長・解同地区協の西郡更地化も、追い詰められて何もかも破壊してすべての人を敵に回す新自由主義だ。この攻撃を打ち破れるのは、敵の弾圧を団結に変えてしまう絶対反対の闘いだ。国鉄全国運動、被災地の怒りと結びついて、60年・70年をはるかに上回る、戦後革命に次ぐ決戦の年にしよう」とアピールした。
守る会の音頭で乾杯し、第2部のアトラクションではビンゴゲームで盛り上がった。最後に、佃文弘西郡支部青年部長の音頭で団結ガンバローを行った。どの顔も本当に生き生きしている。熱い、力強い旗開きとなった。いざ、2012年決戦へ。(A)
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