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新潟で12・24羽越線事故弾劾闘争うちぬく

s20121226a-1.jpg 12月24日、共に闘う国労の会、動労千葉を支援する会・新潟が呼びかけた羽越線事故弾劾闘争が50人の労働者が結集してうちぬかれた。まず、新潟駅前でビラまきを行い、JR新潟支社前で「羽越線事故弾劾」「JRは事故を風や雪のせいにするな」「JRは外注化、偽装請負をやめろ」「グリーンスタッフの雇い止めをやめろ」「1047名の解雇を撤回しろ」のシュプレヒコールをたたきつけ、JRの青年労働者が注目する中、駅周辺をデモした。
その後、「犠牲者5人の羽越線事故から7年JRの安全を問う12・24集会」が開催された。 

s20121226a-2.jpg JR関連労働者が司会をつとめ、11・4労働者集会の報告DVD上映後、主催者を代表して国労新潟県支部執行委員の星野文男さんが「昨年2月の大根原踏切事故(飯山線、新潟県中魚沼郡津南町)で2人のJR労働者が懲戒解雇されて禁固刑を受けたが、またしても責任をとらないJRの経営陣は許せない。2月ライフサイクル、4月外注化を阻止しよう」とあいさつした。1・19伯備線事故弾劾集会への結集を呼びかける山田和広動労西日本副委員長のメッセージが紹介された後、動労千葉強制出向差止め訴訟主任代理人の石田亮弁護士が講演した。
 石田弁護士は、JRの検修外注化が偽装請負であることを暴きながら、「村上ファンドの村上世彰は『アウトソーシングの時代』の中で、人を『負の遺産』と呼んで切り捨てることを主張した」と、外注化は賃金と労働条件の切り下げ、転籍が狙いであることを明らかにした。そして、報告に立った国労秋田闘争団の小玉忠憲さんは「羽越線事故で亡くなった秋田の遺族に対してJRは謝罪すらしていない」と弾劾し、国労郡山工場支部書記長の橋本光一さんは「外注化阻止で職場の団結をつくりだしてきた」とこの1年の経過をいきいきと報告した。全金本山労組副委員長の長谷武志さんは「12・16衆院選は、労働者が新たな党を求めていること示している。われわれにとってチャンス」と述べた。
 さらに、新潟市再任用解雇撤回裁判を闘う斎藤実さんと、パワハラと闘う非正規職の青年労働者が決意を語った。まとめを行った郵政労働者は、JP職場でバイク事故が多発していることを報告し、青年が職場から闘おうと呼びかけた。最後に、動労千葉を支援する会・新潟代表の坂場信雄さんの団結がんばろうで締めくくった。(新潟・増田) 

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