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6・13に続き、神奈川労組交流センターが国鉄集会

s20100620a-1.jpg 6月18日、神奈川における新たな国鉄大運動の出発が宣言されました。神奈川労組交流センター主催の集会には103人が結集し、6・13大集会の熱気と感動そのままに、動労千葉や絶対反対を貫く国労闘争団の同志と一つになって、大恐慌-新自由主義と対決する労働運動を神奈川から作り出していく決意があふれました。昨年8・30情勢を超える時代の中で、神奈川においても昨年を超える大流動化と激しい体制内との激突・攻防が起きています。この中で交流センターが3役を先頭に組織の飛躍をかけて、6・13=6・18を一体の集会としてかちとったことは決定的です。今こそ「激動期の行動原理」で、勝利の確信を深め、階級と結びつき、時代を変えていこう! 

s20100620a-2.jpg 基調報告に立った神奈川労組交流センター共同代表の西田貴広さんは、6・13集会から始まった全国運動を神奈川で強力に作り出していくことを提起。横浜交通局の市バスの運転手が「酒気帯び出勤」だとして6月に懲戒免職処分とされたことを挙げ、「事故は合理化で人が減らされているから起こっていることだ。すべての責任は当局にある。動労千葉の反合・運転保安闘争を自分の職場で貫いて闘おう」「全逓JP労組では委員長が機関紙で国益を守ると言い出した。国益と労働者は相容れない。こんな体制内を本当に打ち破ろう」「闘いはシンプルだ。何よりも労働者を信じることだ。そうすれば必ず応えてくれるし絶対に運動は進むということを確信して闘おう」と力強く提起しました。
 圧巻は動労千葉と国労闘争団3人の訴えです。6・13集会の感動と熱気そのまま、参加者全員が「もう一人の闘争団になろう」と決意を固めました。
 動労千葉の滝口誠さんは「全国を回っていて、大運動、手ごたえありと痛感している。904人の中に仲間を作っていくことが核心だ。九州の動労千葉物販オルグに羽廣さんが一緒に回ってくれた。組合員が『自分の物販もあるのに大丈夫ですか』と聞いたら羽廣さんが『動労千葉から始まるんですよ。動労千葉が負けたら私はない』と言われ、感動したといっている。国労の仲間と向き合ってやっていこうと気持ちをつかんできている。両輪で闘う」。秋田闘争団の小玉忠憲さんは「分割・民営化で国労も1年間で15万8千人が処分を受けた。25人くらいが懲戒免職、停職が230人にもなっている。国労本部が指令を出したわけではない。現場は無茶苦茶闘っていた。分割・民営化は避けられない運命でも宿命でもなかった。指導部があればひっくり返せたということだ。国労職場から『共に闘う国労の会』への組織化をやりぬき、力をつけよう」。小倉闘争団の羽廣憲さんは「分割・民営化、不当解雇をはずしたところで何があるのか。認められることは1ミリもない。労働者としての誇り、何物にも代えがたい労働者の団結に依拠し、責任勢力として、労働運動でやれることをすべてやろう。資本はグラグラだ。われわれの力で打倒しよう」。最後に国労闘争団の成田昭雄さんは「問題ははっきりしている。賛成か反対か、はんこを押すのか押さないのか、闘うのかどうかだ。分割・民営化攻撃は当該だけの問題ではない。老若男女含めてすべての問題なんだ」と熱く訴えました。
 会場からの発言・決意表明を受けて、最後に神奈川労組交流センター共同代表の二本柳実さんが具体的実践的方針を提起し、神奈川における全国運動を作り上げていくこと、何よりも自分の職場で闘うことを改めて確認して閉会しました。(神奈川・O) 

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