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11・6へ大結集かちとろう 関西集会 国鉄闘争勝利へ210人が団結

20161020b-1.JPG 10月17日、大阪・港区民センターで関西国鉄集会が210人の結集でかちとられた。この集会は動労千葉、全日建運輸連帯労組関西地区生コン支部、全国金属機械労組港合同との共同闘争であり、民主労総ソウル地域本部とも連帯した集会だ。朝鮮侵略戦争に対して、ゼネストを実現して「戦争が始まる前に阻止する」闘いの第一歩を記した。そして国鉄闘争の開いた地平が現下の階級闘争を規定していることを確認した。

 基調報告は動労西日本近畿支部長の原田隆司さんが行った。原田さんは「11・6の大結集を目指して組織戦に全力を!」と訴えた上で、「10万筆署名の力で1047名解雇撤回をかちとろう」と提起。さらに「JRの全面的な外注化・非正規化攻撃、第2の分割・民営化攻撃と闘いぬいて勝利しよう。新自由主義の破産的攻撃である労働法制改悪をめぐる決戦は、すでに動労千葉のCTS(千葉鉄道サービス)闘争で開始され、御用組合の制動をのりこえて闘いが爆発している。動労総連合の組織拡大が決定的だ」と提起した。
 動労千葉の田中康宏委員長が特別報告を行った。田中委員長は冒頭、運転士に生理的限界を超えた乗務を強いるJRが、動労千葉組合員に減給処分とCTSへの強制出向命令を出したことを弾劾。先日の近畿日本鉄道の列車遅延で「パニック」に追い込まれた車掌の件とあわせて、国鉄分割・民営化がもたらした社会の実態だと暴露した。そして「昨年6・30最高裁決定で『不当労働行為』が認定されたように、闘い続けることで勝利の展望をこじ開けることができる」と訴えた。
 関生支部の平山正行執行委員は「安倍打倒の情勢が到来している。不当労働行為を許さない闘いの継続と国鉄闘争の発展を」と呼びかけた。関生支部が結成50年を迎え、第52回大会をもって1万人組織建設の闘いに入ったことを報告した。
 動労西日本の山田和広書記長は、広島印刷事業所廃止反対を6波のストライキで絶対反対で闘い抜き、三江線廃止阻止の闘いに突入していることを報告。全学連は「10・3京大集会からストの機運がキャンパスにつくられつつある。この地平から10・21国際反戦デー闘争に決起しよう」と訴えた。大阪市職の仲間は、奈良市の下水道民間委託阻止の闘いが大阪市にも広がっていることを報告した。
 港合同の中村吉政委員長は「橋下打倒闘争の教訓が小池都知事打倒闘争につながる」と提起。さらに関西合同労組、八尾北医療センター労組、高槻医療福祉労組、日教組奈良市が報告を行った。
 最後に動労西日本近畿支部副支部長の橘日出夫さんが、「2018年に向けて労働者は総非正規化にたたき込まれようとしているが、必ず総決起する時代となる。その突破口が11・6集会だ」と訴え、団結ガンバローで集会を締めくくった。
(関西・朝霧広巳)

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