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東北石けん解雇撤回闘争勝利へ、地労委一日行動打ち抜く

s20120913c-1.jpg 9月12日、東北石けん闘争、地労委一日行動が打ち抜かれました。
 この日も、朝8時半に名取市愛島台の新工場門前に当該と全金本山、自治労をはじめとした仲間が年休を取って結集し、解雇の張本人である畑惣商店・畑文雄へのごうごうたる怒りの弾劾をたたきつけ、解雇撤回・原職奪還を勝ち取る熱気が門前を制圧しました。すべての仲間は、10・1外注化阻止をかけた決戦のただ中、これとひとつの闘いとして東北石けん闘争の勝利をもぎりとる迫力で資本に迫りました。昼休みには場所を仙台市役所前に移して、街頭宣伝で労働者市民に解雇撤回闘争を打ち抜いてきた労働者の思いを訴えました。 

s20120913c-2.jpg 被災地に解雇撤回の旗を高々と掲げて闘い抜いてきた3年半の日々が、500枚のビラとなって手渡されていきました。
 地労委第14回調査は午後2時から労働委員会審問廷で行われました。この日も、午後から新たに駆けつけた支援の仲間を加え、傍聴席は解雇への怒りを込めて埋め尽くされました。
 この日までの闘いで、本件の核心が、東北石けんを実効支配していた畑惣商店・畑文雄による、団交要求を拒否した上での解雇攻撃であったことは明白となっています。国鉄分割・民営化と同じく、法人格を変えて別会社として解雇(労働組合排除)を強行してきた資本の犯罪行為は、その装いをはぎ取られてむき出しの姿を現しています。次回結審の審問のスケジュールは12月14日と決まりました。この日の最終意見陳述をもって労働委員会の調査・審問はすべて終了し、あとは労働委員会の命令を待つこととなります。
 3波にわたるストライキから4年間の歳月を経て、東北石けん闘争は勝利への決定的な局面に突入しています。結審日には、圧倒的な労働者の怒りで労働委員会を席巻し、資本の悪あがきにとどめを刺す堂々たる最終意見陳述を当該は準備して臨みます。闘う仲間たちからのこれまでの支援に深く感謝するとともに、結審過程を決戦として打ち抜く決意です。(みやぎ連帯ユニオン東北石けん分会・H)
 

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