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官邸・国会前行動、参加者数が増加、「再稼働阻止!」へ闘い前進させよう!

20130317a-1.jpg 3月15日午後6時から首相官邸・国会前などで、安倍政権の原発政策を阻むための金曜行動が行われた。「原発やめろ!」「再稼働反対!」「子どもを救え!」のコールはますます激しさを増している。高齢の女性が発言に立ち「安倍首相! 私はあなたの母親の年代だ。原発が良くないのは小学生でも分かる。今、放射能汚染水がじゃぶじゃぶ垂れ流しになっている」と福島第一原発の「収束」とはほど遠い現状を弾劾。続けて「こんな状態にしておいて、まだ原発を増やそうとしている。こんなことは良くないとまだ分からないのか! これでは、私たちの世代は死んでも死に切れない。良く聞け!」と官邸に向かい怒りをたたきつけた。 

20130317a-2.jpg 台湾から来た男女の若者グループが登場した。男性がマイクを握り「皆さんこんばんわ、私たちは台湾から来た学生です。日本語はとても下手です……。でも一緒に頑張りましょう!」と呼びかけた。女子学生たちもマイクの近くに密集し、声を合わせて「がんばろー!」の大コール。あちこちから「がんばろー」のコールと暖かい拍手がわき起こった。
 首相官邸・国会前での国際連帯は今や当たり前のことになった。労働者・学生・民衆の国際的団結こそ、世界中から原発をなくす道だ。戦争を止める力もこの中にある。
 抗議の声はさらに続いた。青年は「僕の友達に『安倍首相は偽善者だ』という人がいるが、僕はそうは思わない。福島に行ってなお、原発を再稼働しようとするあなたは“悪”だ」と叫んだ。
 11日に福島市で行われた「3・11反原発福島行動13」は1350人の結集で、大成功した。あらゆる世代が全国から駆けつけ、原発への怒りと絶対に原発をなくそうとの決意みなぎる、実に解放感あふれる集会・デモを実現した。この成功と奥深いところでつながり、労働組合を先頭として、労働者民衆は9日の明治公園の1万5千人の集会とデモ、10日の日比谷野音・霞が関・国会前の4万人の集会とデモをやり抜いた。安倍政権の「復興」キャンペーン、フクシマ圧殺攻撃に対し、福島を先頭に立ち向かい、安倍のもくろみを根幹においてうち砕いた。
 その自信と勢いは官邸・国会前行動にも即座に反映されている。春の訪れも重なり、参加人数は目に見える形で増加した。「再稼働反対!」「全原発を廃炉にしろ!」の労働者階級民衆の闘いは、3・9~11の勝利を転換点に、明らかに昨年を超える大高揚の過程に入った。
 さらに闘いを大きく発展させ、再稼働を絶対に阻止しよう! 安倍首相・茂木敏充経済産業相・経産省による「経産省前テント」の撤去・破壊策動を粉砕しよう!(H) 

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