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中山同志奪還!広島連帯ユニオン草津病院支部は青年労働者の先頭で闘うぞ!

20130329a-3.jpg 去る3月19日、団結破壊・闘う労働組合つぶしの治安弾圧で獄中に捕らわれていた中山崇志広島連帯ユニオン草津病院支部委員長が、不屈の完黙・非転向を貫き、ついに勝利者として出獄した。
 午前8時30分過ぎ、家族と同志あわせて12人が見守る中へ、中山同志は笑顔で現れた。獄中で厳しい闘いを貫いて精悍な姿になって仲間のもとに帰ってきたのだ。「ごくろうさん」「おかえりなさい」の声が山口刑務所表門周辺に広がった。青年労働者の先頭で下獄闘争をやり抜いた中山同志の顔は、本当に晴れやかだった。そこには新しい労働組合の指導部としての自覚と決意が感じられた。 

20130329a-2.jpg ただちに、広島市の西部、わが草津病院支部の「拠点」となっている小西のぶ子記念館へ移動。そこにも多くの闘う仲間が結集していた。何より広島連帯ユニオン草津病院支部と青年部の闘う同志が中山同志の帰還を今かいまかと待ち構えていた。その団結の輪の中に同志中山を取り戻したことは決定的である。獄中同志と一体で職場闘争を日々闘い抜いている草津病院支部の存在が本当にかけがえのないものであることを現場にいた全員が実感できた。
 獄中闘争貫徹の慰労会の冒頭で中山同志は、「拘置所・刑務所在監中に広島・中四・全国から、あわせて601通の手紙、ハガキでの激励がありました。『無実の中山さんと共に闘う会』への加入、『前進』『国際労働運動』など機関紙の差し入れなど、数多くの支援をいただき、大きな勇気をもらいました。この力で獄中闘争を闘うことができました。本当にありがとうございました。私は獄中では、この団結があるから1度も1人で闘っているとは思いませんでした。すべての同志に感謝しています。とりわけ星野奪還闘争と迎賓館横田爆取弾圧と闘う同志たち、福嶋同志の闘いと一体でした。これらの弾圧と闘う救対事務局の同志には直接行ってお礼を述べたい。獄中では階級闘争の指導部となるために転向を狙う刑務所・権力と不屈に闘いました。今後、職場復帰を果たしてい“第2ステージ・第2幕”が始まりますが、まずは休養をしてじっくり力を蓄えて闘いに復帰します」と感動的なあいさつを述べた。
20130329a-1.jpg これに応えて、草津病院支部とユニオン青年部の仲間から「中山さんの組合つぶしの弾圧との闘いがあったからこそ組合員として頑張ってこれました。中山さんを取り戻せて、今日は本当にうれしい」「草津病院支部は、中山支部委員長のもとに、ゆらぎなく強固な闘う団結をつくってきました。中山さんとは常に団結して闘っていました。今、中山さんを奪い返すことができた。本当に闘えば勝利することが実感できました。感激しています。これからともに草津病院支部を大きくしていきましょう」との発言があった。不当弾圧・獄中闘争を闘い抜いて、本当に組合員と青年が指導部として大きく飛躍しつつある現場に今いることが体感できた。本当に感動的だった。
 2012年の10・1外注化阻止決戦を闘い勝利し、いま13春闘の真っただ中で、2・24橋下打倒、3・1スト、3・11福島、3・14~17の連続スト闘争の決戦を打ち抜いた。この地平に立って断固として中山同志を奪還し、広島での青年労働者の獲得に全力を挙げていく団結と陣形が形成された。草津病院支部弾圧は、2010年6・13の国鉄全国運動の立ち上げとその闘いの中で青年労働者が決起してくる事態に対する権力・資本の焦りにかられた治安弾圧であった。この弾圧を完全に粉砕して、闘いを前進させ、組織拡大へ転じていったことは、今日の国鉄闘争全国運動・動労千葉の東京高裁への10万筆署名運動の拡大と来る6・9全国集会大結集へ向けた決定的な号砲であった。また同時に、この勝利は全国の闘う仲間、とりわけ青年労働者のかちとった団結の賜である。
 広島の闘う仲間と広島連帯ユニオン・広島連帯ユニオン草津病院支部は、中山草津病院支部委員長への弾圧に対して青年労働者を先頭に組織拡大をかちとり、権力・資本に致命的な打撃を強制した。そして現下の新自由主義資本との本格的攻防の真っただ中で中山支部委員長を戦列に取り戻したことの意味は極めて大きい。この勝利をテコに広島の闘う労組は、さらなる組織拡大にうって出る決意だ。全力で国鉄闘争全国運動・10万筆署名運動と物販にとりくみ、13春闘-5・1メーデーを闘い抜き6・9大集会へと攻め上ろう。全国の闘う仲間の皆さん!ともに団結して闘おう!(広島連帯ユニオン執行委員・奥村毅)
 

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