全関西狭山集会 階級的労働運動の力で全証拠開示・狭山再審勝利切り開く決意
5・19全関西狭山集会は、沖縄と連帯し、桂人権コミュニティセンターに、全関西の労働者・住民100人が結集して闘われた。階級的労働運動の力で全証拠開示・狭山再審勝利を切り開く決意をうち固め、7月14日新たな全国組織、全国水平同盟結成大会への結集を呼びかける歴史的な決起集会として勝ちとられた。
集会は、関西労組交流センター代表の主催者あいさつ、4・26自治労ストライキの先頭に立った自治体労働者による5~6月自治労全国ストへの決意、国鉄労働者からは今春二度のストライキで出向攻撃をうち破り本務復帰を勝ちとった動労西日本の勝利報告、郵政非正規労働者は、5月16日雇い止め撤回の裁判闘争に決起した決意など、階級的労働運動の前進が溢れる決意表明が続いた。
石川さんの「50年目の決意・5・23メッセージ」の紹介、これに応える基調報告を岡邨洋部落解放同盟全国連西郡支部支部長が行った。
基調報告は、4・26自治労全国ストで「労働者が歴史を塗りかえる時代が始まった」「闘いを切り開いたのは昨年10・1以来、全面的な外注化・非正規職化と闘う動労干葉・動労水戸・動労西日本の波状的なストライキ、2月24日橋下打倒集会、八尾北・西郡闘争だ」「絶対反対、階級的団結でたたかえば勝てることを示し、橋下打倒闘争の展望を切りひらいてきた」と確信をもって提起した。
さらに「西郡支部は非正規職撤廃を最重要の課題にすえ、関西合同労組東部支部と一緒に労働相談会」を開き、村の青年労働者の組織化を進めてきた。また福祉住み替え要求の闘いや供託者を先頭にした闘いは、特区・更地化攻撃を破産に追い込んでいる」「今こそ西郡支部1000名建設と労働組合建設の力でムラの団結を拡大しよう」と呼びかけた。そして「狭山第3次再審闘争は、新自由主義と対決する最先端であり、安倍政権による労働者総非正規職化攻撃と対決する労働組合の再生と一体の闘いだ。6・9国鉄闘争全国集会から7・14 新組織結成に突き進もう」と提起した。
決意表明の最初は、住宅明け渡し弾劾裁判を闘う住民だ。「私は近くの工場で働いています。保険や年金も自分でかけなければならず、家賃が上がったら生活できない。団結して闘えば変えることができる」と決意を語った。星野文昭さんと文通する支部員からの星野再審への訴え、関西合同労組大阪東部支部、八尾北命と健康を守る会、西郡支部青年部が決意表明を行った。藤木好枝八尾北医療センター労組委員長は、安倍の成長戦略の要の「医療の産業化」が医療と介護の破壊だと弾劾し、八尾北労組が「TPP反対の闘いの旗を掲げ、八尾の自治体労働者、医療・福祉労働者に呼びかけ、団結を拡大していく」と決意を語った。
最後に、森本政二西郡支部書記長が、「激動期に対応した絶対反対の闘いの旗を押し立て、新しい解放運動の全国組織を立ちあげる時がきた!7・14 全国水平同盟 結成大会に結集しよう」と呼びかけた。6・9から7・14へ、先頭で闘おう。
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