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革共同集会が画期的成功 大恐慌-大失業・戦争と対決し国鉄決戦で世界革命の道進む

20130801a-1.jpg 7月28日、東京・豊島公会堂で革共同政治集会が開催され、885人の結集で大成功を収めた。動労水戸の被曝労働拒否のストライキ闘争と参院選・山本太郎氏当選という7月決戦の2大勝利を踏まえ、ついに国家権力のスパイ荒川を摘発・打倒した革共同の歴史的到達地平を確認した。そして、今や全党をあげて国鉄10万筆署名運動と1万人『前進』読者網づくりを推進し、9・25反動判決阻止へ進撃する決意を打ち固めた。かつてない勝利感と躍動感があふれる歴史的な革共同集会となった。
 

 集会の基調報告は「革命的共産主義運動50年と大恐慌―プロレタリア世界革命の時代の到来」と題して、天田三紀夫革共同書記長から提起された。天田書記長は、①7月決戦の2大勝利―動20130801a-2.jpg労水戸のストライキ闘争と参院選闘争の勝利の地平、②日帝権力中枢と闘った革命的共産主義運動50年の到達地平、③91年5月テーゼ以来の闘い、とりわけ5月テーゼ反対派=血債主義派との闘いについて、④70年7・7提起と革共同の課題について、⑤9・25反動判決粉砕の4カ月決戦の展望について明らかにした。
 「動労水戸のストライキ闘争は、ついに国労郡山工場支部との連帯闘争を実現し、国鉄闘争の新段階を切り開いた。さらに、山本太郎氏を迷うことなく支持して闘った参院選闘争は、首都における100万人の決起を実現し、民主党・連合を崩壊的危機にたたき込んだ。この7月決戦の切り開いた地平を発展させて9・25反動判決阻止の決戦に突入しよう」――この勝利感みなぎる渾身(こんしん)の提起に会場全体が一つになった。
 さらに天田書記長は、今秋ついに刊行される『革共同50年史』の核心を「日帝国家権力中枢と闘った革命的共産主義運動の50年」として打ち出すことを高らかに宣言した。スパイ荒川を摘発・打倒した画期的地平を確認し、反革命カクマルとの闘い、動労千葉の存在と闘い、三里塚反対同盟の闘い、星野文昭同志の獄中38年の不屈・非転向の闘い、さらに福島をめぐる今日の攻防などすべてが日帝国家権力中枢との死闘であり、革共同を破壊し分裂させる攻撃との闘いであったことを明らかにした。
 続いて天田書記長は基調報告の柱として「91年5月テーゼ以来の20年間の闘いの総括」について提起した。5月テーゼとは「70―80年代の闘いに労働者同志を先頭に勝利してきた地平に立って、革共同を階級の大地でさらに徹底的に強化して闘う路線」であり、「その基礎中の基礎は、動労千葉労働運動がそれを求めたということ、階級闘争全体がそれを求めたということにある」とした。
 その上で、「しかしそれはそう簡単にはいかなかった。5月テーゼ反対派=血債主義派との激しい組織的・政治的・路線的闘いを不可避とした」「全党の労働者同志の力を基礎として06―08年の『党の革命』を切り開き、5月テーゼ反対派=血債主義派の腐敗を暴き出し打倒して、闘う労働者党員の手で革共同の全国的統一をかちとった」と総括した。そしてその地平の上に09年『綱領草案』を確立し、今やこれを武器に労働者同志が党建設の先頭に立っていることが報告された。
 5月テーゼ反対派=血債主義派はどうして生み出されたのか。天田書記長は「革共同が切り開いた70年安保・沖縄決戦の巨大さは、労働者階級全体にものすごい影響を与えた。闘う労働者が中心を占めつつ、小ブル革命主義者や政治的投機分子らすべてが70年決戦に引き込まれた。さらには70年7・7提起という形で、華僑青年闘争委員会から『革共同は今のままでいいのか』という批判があり、革共同はこれを受けてプロレタリア国際主義で闘い抜いてきた。
 しかし、7・7提起を屈折して受け止め、労働者階級に絶望して血債主義に純化していく傾向が生まれた。それが5月テーゼ反対派=血債主義派の思想的遠因となった」と総括。そして「7・7批判も真に労働者的に解決するのが5月テーゼ路線だ」と位置づけた。
 最後に天田書記長は、4カ月決戦の勝利の展望について「敵は完全に追いつめられている。9・25反動判決は絶対粉砕できる。数波にわたる署名提出行動で『証人調べをしろ』『葛西(敬之)を引きずり出せ』と突きつけよう。全職場に署名を持ち込もう。さらに非正規職撤廃の闘い、国際連帯闘争、NAZENの全国的建設、星野同志奪還の9・8徳島現地闘争、明日農地裁判の判決を迎える三里塚闘争、そして1万人『前進』読者網建設と10万筆署名運動を『党と労働組合の一体的建設』としてかちとっていこう」と訴えた。
 集会では最初に、三里塚芝山連合空港反対同盟、全国水平同盟、在本土沖縄労働者会議、弁護士戦線が熱い連帯あいさつを行った。三里塚からは北原鉱治事務局長と市東孝雄さんが発言。市東さんは「明日いよいよ判決を迎えます。結果がどうあれ、今までの生き方を変えるつもりはまったくありません。これからも三里塚闘争をますます大きなものにしていきます」とアピール。闘魂ますます盛んな市東さんの決意表明に会場から大きな拍手が巻き起こった。
 さらに、坂野陽平全学連書記長が参院選闘争の報告に立ち、「この勝利は投票行動という形をとったひとつの革命です」「全国の労働組合、学生自治会に無数の新たな『山本太郎』を生み出し、革共同が革命を成し遂げる党へと飛躍していこう」と熱烈に訴えた。NAZENの織田陽介事務局長は「安倍の再稼働攻撃は階級的反撃の号砲だ」「労働者階級の党として団結を組織できる力が問われている。労働者を団結させるリーダーとして登場を」と発言。
 革共同救対部の同志は、星野同志奪還へ全証拠開示大運動の推進と9・8徳島現地行動への総決起を訴えた。さらに9・25反動判決阻止・国鉄闘争勝利へ国鉄戦線の同志が熱烈なアピール。動労千葉の組織拡大決戦突入、動労水戸の被曝労働拒否・福島連帯・外注化阻止の闘い、国労共闘の国労大会闘争などの報告と決意表明に大きな拍手が巻き起こった。
 最後に革共同東京都委員会、関東地方委員会、中央学生組織委員会、マルクス主義青年労働者同盟、郵政、自治体、教労、合同一般、医療・福祉、マル青労同書記局、全学連の同志が決意表明を行った。全学連の斎藤郁真委員長は、広島大学での学生自治会建設の勝利を報告、「全国に闘う学生自治会を再建し、安倍政権打倒、帝国主義打倒の闘いへの膨大な学生の決起をつくりだす」と決意表明した。
 革共同集会の歴史的成功から、8・6広島―8・9長崎、8・15闘争へ攻め上ろう!(N) 

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