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検察側最終弁論に怒り爆発! 法大「暴処法」弾圧裁判、無罪へ!

 11月21日、東京高裁にて、一審で無罪をかちとった法大「暴処法」弾圧裁判控訴審の第7回公判(裁判長・井上弘通)が行われました。被告人は新井拓、織田陽介、恩田亮、内海佑一、増井真琴です。

 結審策動に激しい怒り

 前回の公判において、井上裁判長によって弁護側の4件の証人申請(増田壽男、木原章、小川進氏、被告人)がすべて却下され、事実上の結審策動が行われました。
 検察側の証人は採用しておきながら、弁護側は一切認めない。これに対して冒頭、増井君から激しい怒りがたたきつけられました。

 「増田壽男は、本件発生時、法政大学総長の任にあたっていた『弾圧の最高責任者』である……・彼を法廷の場に引きずり出し、監獄大学の状況を問いただすことは、闘う学生・労働者階級の願いである」「2009年の逮捕以来、4年以上にわたる裁判で明らかになったのは、われわれの犯罪性などでは断じてなく、非常識な看板を公道に掲げて恥じない大学、それを口実に大量逮捕に手を染める公安警察、学生の批判精神を圧殺し搾取と貧困の奈落にたたき落とす新自由主義の醜い姿だ。今日の検察弁論でいかなる詭弁(きべん)が弄(ろう)されようとも、私たちの間に煮えたぎるこれらの勢力への非和解的怒りを押しとどめることはできない。裁判所は私たちの怒りを真摯(しんし)に真正面から受け止めるべきだ。裁判の主人公である被告人を無視して結審を迎えることなど絶対に許されない」
 追い詰められた井上裁判長は、被告人全員に対して「退廷」を連発。国家権力の番犬たる裁判所の姿が満天下に明らかとなりました。

 うそとデッチあげの検察最終弁論を許すな

 検察官の最終弁論は、主に橋本鑑定とⅠ君の供述調書を使って「5人である可能性がきわめて高い」としてデッチあげ有罪を懇願する内容でした。しかしI君は第4回公判において供述を「自分の意思とは無関係に書かされたもの」と訴え、宣誓を拒否しています。検察の最終弁論は完全なうそとでっちあげであり、闘えば必ず粉砕できます。
 次回は1月10日(金)13時30分です。団結をさらに強化・拡大し、2014年法大闘争の大爆発と「暴処法」弾圧裁判無罪確定に向かって被告団は全力で闘いぬく決意です。(内海佑一)

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