３・19渋谷街宣、東北大生の訴えにカンパ続々、大反響！

　３月19日（土）の午後、渋谷ハチ公前で、被災地救援と３・20デモを呼びかける街宣を行いました。この日は賛同署名が40人、10万円を超える救援カンパが集まるという大反響です。街宣の途中、被災地への募金を呼びかけて練り歩くミュージシャンの内田裕也氏らと出会う場面もあり（写真）、東北大生がやっていると知ると、裕也氏もカンパをしてくれました。 

　街宣を開始してすぐに公安刑事らが覆面パトカーでサイレンを鳴らしてやって来ました。なんと彼らは「街宣の許可をとっていない者は、募金集めをやってはならない」と言って弾圧しようとしてきました。これに対して同じハチ公前で募金集めをやっていた学生グループも怒りだし、群衆も集まりだして警察は引かざるをえませんでした。
　この日は賛同署名とともに、東北の学生宛の檄布への寄せ書きを訴えました。すると、たくさんの学生がどんどん書いてくれ、「何かしなければいけないと思っていた」「東北の大学生が頑張っていると知って、勇気をもらった」と、次々に千円札のカンパをしてくれました。
　また、菅政権に対する怒りが激しく高まっていることを感じました。「菅政権は生徒会以下だ」「どうしてどの政党も原発停止と言わないのか」。被災地の人から、官邸包囲の抗議デモもやってほしいと言われました。
　さらに、「今日は東北大からやって来ました」という横断幕への注目が圧倒的で、東北大ＯＢなどが続々カンパしてくれました。とりわけ東北大の石田君のアピールと、日就寮の闘いが、ものすごい吸引力と波及性をもって受け止められていました。
　私たち学生は、この渋谷で毎日街宣を行ってきて、たくさんの人々との大合流を果たしてきました。その中で、東北地方から避難してきた人々や、今まで出会わなかった学生の層と合流することができました。
　情勢はいよいよ高まっています。のぼり旗を見つけて、「あすのデモは何時からか」「私もツィッターで３・20デモを呼びかけます」と言ってくれます。最後の最後まで、渋谷街宣から決起をつくりだしていきたいと思います。（学生・Ｍ）