沖縄革共同集会 都知事選に総決起
1月26日、沖縄革共同政治集会が、昨年11月に急逝した富里常典同志の遺影とともに開催された。集会は、鈴木たつお氏を押し立てての東京都知事選への総決起の場として闘い取られた。革共同こそ労働者階級に未来の展望を指し示すことのできる存在であり、都知事選という一大階級決戦に全力で突入することが圧倒的に確認された。
さらに、革共同50年の闘いの到達地平の上に立ち、現代革命への挑戦として2014年の決戦を闘う方針が提起され、全同志・仲間の一致をかちとった。県委員会の新たな飛躍と前進を誓い合うまさに画期的な集会となった。
県委員会を代表して労働者同志が発言し、革共同50年の地平を確認して、鈴木たつお氏の東京都知事選出馬の決断を断固支持し、その勝利のために全力で闘おうと訴えた。また革共同の91年5月テーゼ以降の階級的労働運動路線が9・25判決―国鉄改革法体制を打ち破る歴史的な地平を切り開いていることを明らかにした。そして、名護市長選の勝利から激動の2014年を国際連帯と階級的労働運動で闘い抜こうと締めくくった。
連帯のあいさつでは、国鉄闘争全国運動・沖縄の呼びかけ人の崎浜秀俊さん、百万人署名運動・沖縄の会、沖縄万人(うまんちゅ)の力で星野さんを取り戻す会、国鉄闘争全国運動呼びかけ人の宮城盛光さんがそれぞれにアピールした。
基調報告は、その冒頭で「『現代革命への挑戦』を東京都知事選への総決起として、その歴史的扉を押し開いている」「求められていることは断固として『権力を取る』闘いに挑戦することだ」と都知事選決戦の意義を鮮明にした。さらに昨年5・15闘争の地平に立って「階級的労働運動と国際連帯闘争で沖縄闘争=安保・沖縄闘争に勝利しよう」と訴えた。
2014年決戦の沖縄県委員会の決戦方針として、①すべての産別と職場で権力闘争に打って出て拠点建設に勝利する、②新自由主義に怒りをもって決起した名護を先頭とする沖縄労働者階級の力で辺野古新基地建設阻止を闘う、③2010年代中期階級決戦は開始された――の3点を明らかにした。
最後に『現代革命への挑戦』=革共同50年史で武装し、マル学同・マル青労同建設を全同志の正面課題として闘おうと訴えた。
カンパアピールをはさんで天田三紀夫革共同書記長が特別報告を行った。天田書記長は「都知事選は選挙を通した権力闘争であり、その核心は労働組合をめぐる権力闘争である」と鮮明に提起し、革共同50年史について「階級的労働運動は国鉄決戦に絞りあげられてきた。労働組合権力にこだわるのは、労働者の手にマルクス主義を取り戻すためだ」と熱を込めて訴えた。さらに、「30年代をのりこえる闘いとして『基地の島』から世界革命の拠点に」と沖縄闘争の革命的展望を明らかにし、「その最先頭に青年労働者、学生が立っており、彼らこそが時代をつくり出している」と述べた。
NTT労働者、基地労働者、全逓労働者、合同労組、民間の労働者同志から決意表明が行われた。「2014年決戦を拠点建設として闘う」「非正規の雇い止めを解雇ではないとする。体制内勢力を打倒する闘いをやる」「大胆に『前進』を職場で広げる」「職場の責任勢力として職場代表の選挙に打って出る」という、力強い発言が続いた。
マル学同の同志は「学内には安倍、仲井真への怒りがある。自治会を求める学生を闘う方針で獲得し、自治会建設をかちとる」と決意を述べた。マル青労同の同志は、「中央と地区党の一体的建設が都知事選の決断を可能にした」と述べて、「党に結集し、職場闘争を基礎に闘えば必ず勝てる」と確信をもって発言した。
団結を打ち固め、都知事選決戦に勝利し、2014年の階級決戦を闘い抜こう。(I)
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