3・9千代松市長許さん!泉佐野住民集会が大成功!
3月9日、泉佐野市内で「許さん!千代松市長 取り戻そう誇りと団結を!」3・9住民集会が開かれ、150人の参加で大成功しました。主催は関西新空港絶対反対泉州住民の会と関西労組交流センターです。
関西合同労組の仲間の司会で、泉州労組交流センターが主催者あいさつを行いました。
全日建連帯労働組合関西生コン支部の武谷新吾さん、全国水平同盟の岡邨洋さん、八尾北医療センター労働組合の灰垣美佐子さん、婦人民主クラブ全国協議会・関西ブロックの山本美知子さんが連帯のあいさつを行いました。
泉州住民の会代表で泉佐野市議の国賀祥司さんが5月市議選必勝の決意を述べました。「空港に反対して30年、信念を貫いて闘ってきた。泉佐野の現実は、私が言ってきた通りになっている。市の財政破綻ののりきりのために住民と労働者・市職員を犠牲にするやり方に反対し、労働者の立場に立って闘い続けてきた。『命や安全より金』の千代松市長を許さない」。「こども園」、市民から強引な取り立てをやる差し押さえ600件、「犬税」に加えて、ゴミ収集や図書館、保育所など何でも民営化の上に学童保育や窓口業務まで民営化しようとしている千代松の新自由主義市政を怒りをこめて暴露しました。さらに「千代松市長は職員500人を首にして100人にしようとしている。自治体丸ごと民営化は、JR北海道やJR東日本・京浜東北線川崎駅事故に見られるように、命と安全の崩壊につながる。世の中を動かしているのは労働者だ。民営化、非正規職化、長時間労働、パワハラ、過労死、病気など新自由主義攻撃によって奪われたすべてを取り返そう。労働者が誇りを取り戻し、団結すれば世の中を変えられる! 橋下大阪市長は現場労働者の闘いで辞任に追い込んだ。千代松市長は市役所に味方がいない。労働者・住民が団結すれば倒せる。安倍、橋下、千代松を串刺しにする闘いをやろう。命より金、改憲と戦争の政治を止めよう」と呼びかけました。
続いて地元の労働者住民が「千代松ゆるさん!アピール」に立ちました。泉州住民の会の小林順子さんは「安倍の戦争政治と泉州で対決しているのが住民の会と国賀議員。5月市議選8期目必勝を」、住民のNさんは「私と国賀さんとのつながりは戦争反対。安倍の靖国参拝、河野談話の撤回は、戦争をやりたいからだ。千代松も同じだ。市の幹部職員を自衛隊に行かせ研修させたことは許さない。民営化は何一つ良いことはない。千代松市長を引きずり下ろそう」と発言。
5月市議選必勝の大会決議を上げて参加した関西合同労組泉州支部から、黒瀬博匡委員長が「公務員も民間もない。労働者はひとつだ。非正規職撤廃! 不当な解雇を許さない」と訴え、新たに関合労に結集した2人の女性労働者を紹介しました。Aさんは「22年間働いた会社で1年前雇い止め攻撃を受けた。国賀さんと関西合同労組は親身になって素早く行動してくれ、撤回させました。私と同じことがたくさん起こっている」と涙ながらに語りました。関空島の機内食工場で退職強要を受け解雇撤回闘争を闘ったBさんは、「今働いている機内食工場で同僚が雇い止めを言われた。上司に撤回を申し入れ、3カ月雇用を延長させた。組合に誘う」と報告。障害児を持つCさんは「子どもは清掃では最低賃金、作業所ではわずかな給料で働いている。私もスーパーで最低賃金で働いているが、近く閉店で失業する。労働者も障害者も生活できない。障害者を安い賃金で働かせ危険な仕事にかり出す障害者総合支援法はよくない」とアピール。
さらに、橋下打倒実行委の中心で闘ってきた大阪市教組の労働者が、橋下を辞任に追い込んだ経過を話し、「闘う労働組合をよみがえらせ、橋下にとどめ刺す。市議選に勝利し、千代松・橋下を打倒しよう」と訴えました。
市職員の千代松市長への怒りのメッセージ、こども園反対の保護者のメッセージが紹介された。会場から元高校教員が「戦争は子や孫に残してはならない。泉佐野を破壊する千代松許さん」と発言しました。
最後に泉州住民の会の井上敏幸さんが「千代松市長との決戦として5月国賀さんの当選をみんなの力でかちとろう」と閉会あいさつしました。
安倍や橋下や千代松らの新自由主義攻撃は、「この社会を変えるのは私たち自身だ」と、生きるために、子や孫のために、次々闘う労働者、活動家を生み出していると実感できる集会でした。
泉佐野地区党は、人口10万、関空の地元で、国賀議員と泉州住民の会、関西合同労組を軸に労働者・住民と深く結びついてきた。あらゆる水路から立ち上がる人びとと団結を拡大し、労働組合拠点の建設、婦人民主クラブ全国協支部の建設を進め、プロ独―ソビエトを展望する地区党へと飛躍することは必ずできるという確信がわいてくる集会でした。(革共同泉州地区委員会)
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