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石川さんと連帯し5・23狭山闘争 広島 福島地区を拠点に 労働相談ビラ千枚配布

 広島では、多くの労働運動の取り組み、反戦・反核の集会や催しが自粛を余儀なくされる中で、5月3日の「棘(とげ)」上映会に続いて狭山集会を断固として打ち抜きました。会場は広島市福島町のいきいきプラザ(旧隣保館)で、部落解放広島共闘会議が主催しました。
基調報告では主催者が、「後藤裁判長の退官前棄却阻止! 狭山第3次再審闘争に勝利しよう! 民営化・更地化・非正規職化を許すな! 生きるために団結し、すべてを奪い返そう! 緊急事態宣言を打ち砕き、戦争・改憲を阻もう! 安倍政権を打倒しよう!」と訴えました。
 続いて、広島連帯ユニオンが、「自粛と感謝の強制で萎縮するのではなく、今こそ団結を。新自由主義で地域の共同性が破壊されてきたが福島地区を拠点にしよう」と発言。集会に先立って福島町には、ユニオンの労働相談ビラが1千枚以上、配布されました。
さらに医療・福祉現場から高陽第一診療所労組が、「マスクなどの安全対策を取れ!」と経営に要求し、かちとったことを報告しました。広島大学部落解放研究会と動労西日本、教育労働者や郵便局解放研の仲間から発言を受けました。
会場からは「全国水平同盟の旗を立てるための組織化の取り組みを定期的にやろう」との提案もありました。
石川一雄さんの闘いは一人ひとりの労働者の職場・地域での闘いと分かち難く結びついています。また安倍政権による民営化・非正規職化や更地化・地方切り捨ての攻撃と狭山闘争がつながっていることが、コロナ危機の下で誰にもわかる形で現れています。
この中で労働者民衆の怒りが爆発し始めました。この怒りとつながれば狭山闘争に勝利できることが鮮明になりました。まとめの発言で、「新型コロナ危機の情勢下で階級的労働運動をよみがえらせ、コロナ恐慌・大失業の進展の中での差別・分断との闘いを狭山闘争と一体で闘い抜こう!」と呼びかけられました。
決意を込めて団結ガンバローを三唱し、集会を締めくくりました。 (部落解放広島共闘会議・奥村毅)
写真:コロナ危機下の労働者民衆の怒りとつながり狭山闘争に勝利する決意を固めた(広島市 5月23日))

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