10・21朝鮮戦争阻止!全国で行動 広島 日米共同演習直ちに中止を
8・6ヒロシマ大行動実行委員会の呼びかけで「10・21国際反戦デー・ヒロシマ行動」が行われ、勤務を終えた労働者や市民ら35人が原爆ドーム前に集まり集会・デモを行った。
午後6時半、「日米共同演習中止せよ! 朝鮮戦争阻止・韓国ゼネスト連帯」の横断幕を広げ集会を開始。広島連帯ユニオンの壹貫田康博書記長が「国際連帯とゼネストで始まる前に朝鮮戦争を止めよう」と開会あいさつ。8・6実行委共同代表の大江照己・動労西日本委員長が10・21ヒロシマ・アピールを発し、朝鮮戦争絶対反対を掲げて国際反戦デーを闘い、民主労総と動労千葉が呼びかける11月国際共同行動への大結集を訴えた。
決意表明で、動労西日本の岡崎昭夫執行委員、10・1テグ労働者大会とソンジュのサード配備反対集会に参加した広島連帯ユニオンの宮原亮青年部長、岩国基地の米軍機低空飛行訓練域でもある安芸太田町から地域の仲間とかけつけた大江厚子さんら3人が発言。高陽第一診療所労組の森末一義委員長がスローガンを読み上げて、意気高くデモに出発した。
「朝鮮戦争絶対とめよう!」のコールが夜の広島の街にこだまし、帰宅中の労働者が沿道や満員の市電、バスから注目した。250枚用意した沿道配布用ビラはほとんどなくなった。広島を訪れている多くの外国人観光客も「NO WAR」などのプラカードの文字を見つけたり、通訳者にビラを訳してもらったりしてうなずき、共感を寄せていた。
原爆ドーム前に戻ってきたデモ参加者は、11・6日比谷への大結集を誓って団結がんばろうのこぶしを上げた。(広島・H)
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