10・21朝鮮戦争阻止!全国で行動 東京・渋谷 職場から闘い11・6集会へ
東京では「韓国ゼネスト連帯!朝鮮戦争阻止!11・6日比谷へ」を掲げ、150人が渋谷区の代々木公園ケヤキ並木通りで集会を行い、渋谷駅前を通るデモを打ち抜いた。
冒頭、トラックの荷台に設置された巨大スクリーンに、民主労総第2次ゼネストの闘いが上映された。民主労総の歴史的決起に誰もが心を突き動かされる中で、集会は始まった。
まず全国労組交流センターの飯田英貴事務局長が基調報告に立ち、「11・6に日比谷野音を満杯にして日本の労働運動をよみがえらせよう」と渾身(こんしん)の訴えを行った。飯田事務局長は、動労千葉の運転士が運転席で用を足したことを理由に重処分を受けようとしていることについて「労働者の生活と誇りを奪う処分を許さない」と弾劾し、「同じことがすべての職場で起きている。韓国でも同じだ。どれだけ労働者が痛めつけられてきたことか。職場から闘い、貧困と戦争の社会をひっくり返そう。それが11・6集会だ」と訴えた。
続いて「現代の治安維持法と闘う会」から森川文人弁護士が発言し、新共謀罪の狙いが日本で韓国のような闘いをさせないことにあると明らかにし、「弾圧と闘うことが国際連帯だ。公安警察による全学連大会への襲撃を許さず、告訴・国賠で闘う」と力を込めた。
さらに青年労働者、動労神奈川の中村幸夫委員長と、小池打倒の先頭に立つ東京西部ユニオンの北島邦彦副委員長がマイクを握った。動労千葉からは、繁沢敬一副委員長が闘争報告と11・6集会の先頭に立つ決意を表明した。
最後に、全学連の斎藤郁真委員長が、京大反戦ストの闘いを報告するとともに、「国際反戦デー闘争は総評のベトナム反戦ゼネストから全世界に広がり、ベトナム戦争を終わらせた。11・6も戦争を止める歴史的な一歩としよう」と呼びかけ、参加者はデモに出発。
若者の活気があふれる渋谷の繁華街を、「朝鮮侵略戦争反対!」「日本でもゼネストやって安倍を倒そう」などのリズムに合わせたコールが鳴り響き、注目を集めた。
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