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11・3集会組織化へ本格突入 関生弾圧粉砕・改憲阻止を 第2回実行委員会で強く確認

11・3集会に向けて第2回実行委員会が開かれた。弾圧と闘う関生支部と団結し、残り2カ月の組織戦へ決意を固めた(9月8日 東京都内)

9月8日に東京都内で11・3全国労働者総決起集会/改憲阻止!1万人大行進に向けて2回目の実行委員会が開催された。会議には100人が集まり、参加者は11・3集会の成功へ残り2カ月、全力をつくすことを決意した。
司会を動労千葉の中村仁執行委員が行い、冒頭に動労千葉を支援する会の山本弘行事務局長が、11月集会には海外からの参加がすでに決まっているところもあり、国際連帯集会として行われることが語られた。
呼びかけ労組である、全国金属機械労働組合港合同の木下浩平執行委員が発言に立って、同じく呼びかけ労組である全日建運輸連帯労働組合関西地区生コン支部への弾圧の現状について訴え、「労働組合として当たり前の闘いを貫くために、弾圧との闘いを覚悟しなければならない時代に入っている。僕らも関生支部を守りぬき、労働組合としての裾野を広げる。こうしたことを誓い合う11・3集会にしたい」と述べた。
続いて、呼びかけ労組の動労千葉の田中康宏委員長が11月集会の課題を提起した。「関生支部への弾圧は、労働組合という法人格そのものを剝奪(はくだつ)してしまおうとする弾圧。こういう攻撃と関生支部は闘っている。そういう非常事態下の11月集会です」「安倍政権が改憲に手をつければ、韓国や香港のように日本も政治のるつぼになる。でも、自然とそうなるわけではない。その時に、僕らが怒りに火をつけ、ひとつに団結させる努力をしないといけない」と訴えた。
さらにJRの情勢について「車両検修部門で水平分業の計画が出された。それによると、工場の中の業務は全部外注化するとある。今働いている労働者を、本人の同意なしに子会社に出向・転籍させる仕組みをつくろうとしている。それが、『労働組合のない社会』にする『働き方改革』としてやられている」と述べ、「日本の労働運動は今、岐路に立っている。団体交渉や争議が「犯罪」だと言われれば労働組合が存在する余地はありません。これが今起きている事態です」「だからこそ、一番困難な職場で組織していくこと。これが一切の土台になる。現実の実践、闘いに踏み出して労働者を運動の中で組織しよう」と訴えた。
さらに、11月集会の全体像を示す、統一チラシをつくったことが報告された。
質疑応答と討論に移った。東京西部ユニオン鈴木コンクリート工業分会の吉本伸幸書記長は、10月14日に東京で行われる関生支援集会への参加と組織化を呼びかけ、「労働者は明るく楽しく、そして堂々と闘う」と発言した。
医療福祉労働者が労働組合での討論を紹介し、賃下げとの闘いを議論している時に、動労千葉の組合員から「労働者に赤字の責任はないって、指導部が言い切っちゃえばいい。指導部がはっきりすれば現場はついてきますよ」と言われ、医療労働者が闘わない限り患者の命は守れないという原点に立ち返ったことを報告した。
コンビニ関連ユニオンの組合員が、24時間営業の義務化に反対する署名が1万5千筆を超えて集まっていることを報告。元教育労働者の女性が地域の市民団体で関生弾圧についての学習会をして、カンパと署名が集まったことを報告した。
最後に、動労千葉の田中委員長が「3労組も全力でがんばります。どれだけ困難であっても職場で組織することがすべての土台になる」と訴えた。2カ月の決戦を闘うことをそれぞれが固く決意した。

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