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関合労3人のデッチあげ起訴弾劾 解雇撤回闘争は正義 〝3組合員を釈放せよ〟

20170601f-1.jpg 6月1日、日帝権力は関西合同労組阪神支部のホヨンホ(許用皓)支部長ら3人をデッチあげ起訴した。労働組合が解雇撤回を求めて会社に申し入れ行動をしたことが、「建造物侵入」に当たるというのだ。断じて許せない! これが共謀罪攻撃の正体だ。
 5月29日、不当逮捕されている関西合同労組阪神支部の許用皓(ホヨンホ)支部長ら3人の勾留理由開示公判が神戸地裁で開かれた。統一公判として予定されていたが、神戸地裁第4刑事部・河原春奈裁判長は当日朝になって指揮権を発動、1人ずつバラバラの分離公判を強行した。傍聴に集まった労働者など70人は怒りに燃えて法廷に陣取り、許支部長ら完全黙秘・非転向を貫く3人との合流をかちとった。

 容疑とされた「建造物侵入」は2カ月も前の3月7日、関合労春闘統一行動として取り組んだ「かねひろ運輸」門前行動だ。許支部長はすでに17年、かねひろ運輸を相手に解雇撤回を闘いぬいてきた。この門前闘争を「建造物侵入」だとデッチあげ、5月12日に兵庫県警が3人の組合員を逮捕したのだ。解雇撤回要求は、不当解雇に対する労働組合の当たり前の闘いだ。これを刑事事件にデッチあげて逮捕するとは労働運動弾圧であり絶対に許せない。
 関合労は5月19日に抗議記者会見を開き、20日には西宮警察署を弾劾し、かねひろ運輸のある西宮地域に団結と連帯を訴えるデモを80人で闘った。
 さらに、23日には大阪・鶴橋で「許さんら3人を取り戻そう! 朝鮮戦争阻止・共謀罪粉砕!」を呼びかけてデモ行進した。
 この弾圧と激しく闘いぬく中、国会では共謀罪阻止の闘いが繰り広げられている。関西では高浜原発再稼働を弾劾する5・26舞鶴闘争(主催・京都府職労舞鶴支部)を闘い、さらに5・28関西青年労働者集会(主催・実行委員会)と共謀罪阻止の御堂筋デモが打ちぬかれた。
 5・12関合労弾圧こそ、5・18広島弾圧とともに、共謀罪の先取り弾圧である。安倍政権の共謀罪制定の狙いが、朝鮮侵略戦争に踏み込むための階級戦争であり、その核心が労働者の団結破壊、労働組合つぶしにあることを表している。
 5・12関合労弾圧を共謀罪とともに粉砕し尽くそう! 完全黙秘で闘う許用皓支部長ら3人をただちに奪還しよう!

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