東京西部春闘集会、国鉄・春闘・杉並区議選へ総決起を誓う
2月26日荻窪で、80人の参加で春闘集会が行われた。東京西部ユニオン青年部が準備、司会や基調、まとめをすべて担う溌剌とした集会だった。
冒頭の動労千葉第一波スト報告DVDの上映に続く基調報告は圧巻だった。「エジプト革命と動労千葉の青年労働者のストライキに続き、国鉄闘争全国運動で労働組合をよみがえらせ、保育の民営化阻止、戦争と大失業の菅政権打倒・統一地方選勝利へ」を柱に、激しい世界革命情勢を自らに引き寄せる時代認識と路線につらぬかれた提起だ。
国鉄闘争全国運動の呼びかけ人である花輪不二男さん(世田谷地区労顧問)が、「労働組合らしい基調に感心しました。国鉄闘争30年の一つひとつに絶対譲れない労働者の魂がある。昨年の和解で終わらせてはならない」と、労働者の悔しさ、不屈さを忘れずに闘おうと提起された。
保育民営化反対署名実、動労千葉を支援する会・東京西部の報告の後、北島邦彦杉並区議から、4月統一地方選必勝へ向けた並々ならぬ決意が表明された。街頭・職場・地域で労働者はエジプトに続こう、菅は倒せると高揚している中、議会内外の全政党が、「朝鮮で戦争なんかない」「日本はエジプトと違う」と、情勢に震撼して必死で押さえ込もうとしている。3~4月、区議選過程は菅政権打倒とともにこうした全反動に勝ち抜く闘いだ。米日帝の朝鮮侵略戦争と公務員首切り・労組破壊の民営化・非正規化をぶっ飛ばそうと訴えられた。
集会は激突している現場闘争報告をはじめ官民の労働者、諸団体の十数人が次々とリレートーク。会場が、拍手・喝采や怒りの共有や激励が続き、青年部のまとめに再度奮い立つ集中した集会だった。集会に先立って街頭宣伝では多くの青年と交歓した。 (Y・S)
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