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東京西部ユニオン鈴コン分会がスト 田口組合員の賃金支払いなどを要求

20151020b-1.JPG 労働者が腹をすえて団結して闘い続けるならば必ず勝てる。その1つ1つの勝利は労働者=人間が本来持つ共同性を甦らせる。鈴コン分会の10・17指名ストは、2人の組合員の1日ストだが、組合員だけでなく鈴コンで働く数十人の労働者の大半が支持し激励しあうストとなった。
 朝8時、浮間舟渡の鈴コン工場の前に、吉本分会書記長と鈴木善会計が「ストライキ決行中」のゼッケンをつけて立った。共闘の仲間が次々かけつけ30人を超えた。2人は8時前に会社事務所に改めてスト突入を通告した。昨夕出された出番一覧表の2人の欄には何と「スト」と書かれてあった。出勤しミキサー車で出入りする組合員や同僚達が代わる代わる社前に並ぶ2人に挨拶し、拳を上げたり声をかけていく。その中でスト突入集会を1時間以上にわたってやり抜いた。

20151020b-2.JPG スト通告の中で分会は以下を要求した。「東京都労働委員会8月26日命令(09年の故田口組合員の解雇は不当労働行為、急逝するまでの1年9ヶ月分の賃金を支払え)を直ちに履行せよ。契約社員の賃上げ。組合員のみへの差別的会社都合休みの休業補償を10,000円とせよ。新就業規則の60歳定年の撤回。東豊商事嘱託社員の65歳での雇い止め(解雇)を行うな。組合の各書面に対して誠意を持って回答せよ。安倍政権の安保関連戦争法絶対反対」。
20151020b-3.JPG シュプレヒコールのあと吉本書記長と善さんが訴えた。「断固本日1日ストに入った。われわれは勝っている。会社は都労委命令を履行せず、要求にもまともに答えていない。賃金も何十年も上げていない。就業規則も昨年われわれ3人が職場復帰する直前に一方的に改悪したもので認められない。この先黙っていたら賃金も雇用も切り下げだ。団結すれば勝てることを鈴コン分会は示してきた。御用団体SJKでは権利は守れない。鈴コン分会に入って闘おう」。
 共闘の仲間が何人も鈴コンの労働者に向かって呼びかける発言を続けた。7年目に入った鈴コン分会と資本の関係はまったく変わっている。分会が団結を守り抜いてきたからだ。と同時に、この鈴コン分会の姿の向こうに国会前をはじめ闘う労働者・学生人民の姿を見いだし、経営者の背後に危機に立つ安倍を見ているのだ。【おまけのエピソード】会社は、スト突入前はストに対して一言も触れることさえ出来ず、スト突入集会直後に組合事務所宛に「組合の要求を通すためストに入ったのは誠に残念で遺憾だ」とファックスしてきた。残念なのはお前達だ!
 社前行動後、工場最寄りの浮間舟渡駅前で街頭宣伝。地元の高齢者が声をかける。「鈴コンまだやってるの? 大昔、ブロックや側溝を作ってた時代から知ってる会社だけど悪くなってる。組合勝ってるのね。組合がワッショイと元気にやらなきゃね」。
  さらに東京西部ユニオンの地元、荻窪、阿佐谷でも「スト決行中」の横幕で街宣。注目が熱くビラが通常の倍。「スト決行」が労働者の琴線に触れ伝播すると確信した。
 (東京西部ユニオン・Y・S)

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