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改憲と戦争許さない 各地で国際婦人デー闘争 東京 韓国・旭支会の労働者とともに

20180308j-1.JPG 今年は、ニューヨークの女性繊維労働者たちが低賃金と長時間労働に怒り立ち上がったその日から110年を迎えます。ロシア2月革命を開いた国際婦人デーから数えて101年。今現在、再び三度の戦争・核戦争の危機と対決して全世界で取り組まれる婦人デー行動。日本でも全国8か所で開催されています。東京では3月4日に池袋で「国際連帯とストライキで戦争をとめる女たちの集会&デモ」と銘打ち、131人の結集で開催されました。
 韓国・民主労総金属労組亀尾(くみ)支部旭非正規職支会の日本遠征闘争で来日中の3人の青年たちも連日の闘争の合間を縫って参加してくれました。

 集会は、東京労組交流センター女性部の樫村美恵子さんの司会で開会。昨年の11月労働者集会・訪韓闘争と川崎での12月「日韓合意」2周年弾劾・反戦集会のDVDを上映したのち、旭非正規職支会の3人の律動・発言で始まりました。旭非正規職支会のナムギウン首席副支会長は、「労働組合で闘争を始めてから、女性への差別や抑圧についても関心を持つようになった」と語りました。参加者は日本の旭硝子(ガラス)資本による不当解雇と闘う青年たちの決起に共感し、拍手で応えました。
 基調提起は、婦民全国協の婦民新聞編集長・川添望さんが提起。「ロシア革命の口火を切ったその闘いを引きついで、女性が先頭に立って戦争・貧困のない社会をつくり出そう。女性に降りかかる差別・分断を終わらせるために労働者階級として団結しよう。勝利の展望は国鉄闘争にあり。闘う労働組合をつくり、女性労働者を組合に獲得しよう。婦民全国協を各地につくろう」と闘いの方向を鮮明に訴えました。この基調とがっちり結んで会場からの発言が行われました。
 トップバッターは都庁ふくしま署名解雇許さない会から解雇当該の柿沼庸子さん。月に2回の都庁前の座り込み行動は、多くの人々の共感と決起を生み出していると報告。星野さんをとり戻そう!全国再審連絡会議からは星野暁子さんが立ち、四国更生保護委員会の動きを述べ、獄中30年を超える星野文昭さんの奪還に向かって今年こそ力を注ぎたい、要望書を集め6月3日の高松1千人集会に決起しようと呼びかけました。
 労働現場からは、中野区職の労働者が民営化絶対反対の闘いを推し進めると発言。保護者の獲得も含めて民営化絶対反対の保育署名に取り組んできた労組交流センター女性部や婦人民主クラブ全国協議会の力を結集したいと訴えました。同じく自治体の越谷市職の現場からも正規と非正規化が団結して闘う決意が述べられました。医療・子育ての問題を一陽会労組委員長の坪井静さんが怒りをこめて語り、三浦半島教労部会からは、職場でJアラートなど戦争動員と闘うのと一体で街頭に出て教育労働者自身が「教え子を戦場に送らない」と決起していることを報告。婦民全国協・東京南部支部から、三里塚と一体で羽田空港の軍事使用を狙う増便・低空飛行と対決する住民運動の拡大とすべての怒りを革命につなげようとの訴えがなされました。
  まとめを全国労組交流センター女性部長の岸上真寿美さんが行いました。
 集会後は休日でものすごい人出の池袋繁華街をジャンべのリズムと元気なコールでデモ。圧倒的な共感と注目を集めました。3月フクシマ、3・25改憲・戦争と闘う日比谷行動へ大きな扉を開きました。
写真旭非正規職支会の青年労働者らを先頭に沿道からの注目を浴びながら元気よくデモ
    (3月4日 東京・池袋)

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