杉並区議選、北島候補が出陣式　「戦争絶対反対！安倍たおす」と戦闘宣言

　４月１９日、東京西部ユニオン副委員長の北島邦彦候補を押し立てた杉並区議会議員選挙がいよいよ始まった。
　「戦争絶対反対！　安倍政権に対する怒りを解き放ち、安倍を倒す選挙だ」
　午前９時。荻窪の選挙事務所前に支援者が集まる中、北島候補の鮮明かつ力強い戦闘宣言が響き渡った。
　北島候補は、この杉並で一歩一歩、労働者の階級的団結を青年労働者とともに築き上げてきた。安倍が本気で戦争に突き進もうというこの時に、その力を全面的に発揮する時が来たのである。

　北島候補はそうした自信と確信をもって、韓国ゼネストに選挙戦の勝利をもって応えること、戦争絶対反対を真正面から掲げて闘うこと、とりわけ児童館全廃をはじめとした社会全体の民営化・外注化もまた労働者をばらばらにして戦争に導くものだと喝破し、「この杉並の地に闘う労働者の団結の拠点をつくる。ここにさまざまな住民が集まて団結することができる」と戦争か革命かをかけた激闘の１週間決戦への決意を固めた。
▼全国から激励に
　出陣式には北島候補とともに闘う仲間や、街宣隊に決起する学生たちが全国から激励にかけつけた。
　鈴木達夫弁護士は、「力ある勢力として登場しよう。圧勝してゼネスト情勢をつくり、韓国、沖縄と連帯して一挙に安倍をぶっとばそう！」と檄を飛ばした。
　動労千葉の田中康宏委員長は「北島さんという一人の力が激動の渦に投げ込まれた時に、社会全体が沸騰する。社会丸ごと民営化と戦争に突き進む安倍政権と真正面から対決して、われわれは団結して社会の主人公として、労働者階級として生きていくんだ、そういう世の中を杉並からつくるんだ」と選挙戦の目的を熱く語った。
　動労水戸の辻川慎一副委員長は「民主労総のゼネストはアラブを始め世界の労働者階級にともに闘うことを身をもって示す。世界の労働運動をよみがえらせる闘いだ。杉並の反戦・反核の根底的怒りに対する圧殺を打ち破り勝利しよう。杉並の勝利は沖縄・福島の勝利だ」と全力決起を訴えた。
　区民からは「今の世の中はペテン師だらけだ。戦争法を国際平和支援法といい、杉並では、新しい科学教育の拠点と言いながら科学館をつぶす。児童館は全廃されるのに拡充と言う。真実を言うのは北島だけ。彼を議会に押し込むのは住民の総意だ」と熱弁をふるった。
　福島から椎名千恵子さんが花束を贈るとともに、「福島の仮設の人もこの世の中変えなければならないと思っている。杉並区民も同じだ。一人ひとりが世の中変える決意を固める選挙戦にしましょう」と訴えた。
　家族から、連れ合いの北島一恵さんが「児童館全廃で地域がばらばらにされる。地域の怒りを解き放つの選挙だ。家族として、ずうっと体を張って闘ってきた北島邦彦の同志として、１週間の選挙戦を闘い抜きたい」と決意を述べた。
　定数４８を７０数人が立候補する中、「戦争絶対反対！安倍打倒」を訴える候補はただ一人、北島邦彦候補だけだ。北島候補圧勝で安倍を倒す１週間決戦に総決起しよう！（Ｋ）