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「浜岡原発直ちにとめろ!」東海の仲間が中部電力本社に抗議行動

s20110417a-1.jpg 愛知県労働組合交流センターと東海合同労組が呼びかけた「労働者の力で被災地を支援しよう! すべての原発を撤廃せよ! 震災解雇を許すな! 浜岡原発を即時停止し廃炉にせよ!」中部電力本社抗議行動とデモンストレーションが、4月15日-16日と連続して闘われました。
 抗議申入書を出した団体は、愛知労組交流センター、東海合同労組、とめよう戦争への道!百万人署名運動岐阜連絡会、静岡労組交流センター、スタンダード.ヴァキューム石油自主労働組合の5団体。 

 「人類史上最もダーティーなエネルギーを『安全でクリーンなエネルギー』と偽り、各地で巻き起こる原発反対運動を無視して政府と電力会社が進めてきた原発政策の当然の帰結が、福島第一原発の炉心溶融(メルトダウン)と大量の放射能が放出した大事故である。我々は、政府と電力会社s20110417a-2.jpgが今なお原発政策を転換することなく、なかでも中部電力は『砂丘の高さが10メートル以上あるため『安全性を確保している』と強調』(4月9日付中日新聞)して浜岡原発を護持しようとしていることに、怒りをもって抗議する」(愛知労組交流センター)
 「原発こそ、労働者を使い捨て、殺し、社会と自然まで破壊する資本主義の象徴だ。労働者が生きるためには核と原発は廃絶する以外ない。浜岡原発は今回の東日本大震災と同等の規模の地震が起こるといわれる『東海地震』の想定震源域の真っただ中に位置しており、『日本一危険な原発』だ。浜岡原発の運転を停止し、すべて廃炉にせよ!」(東海合同労組)
 「日本政府・電力会社、原子力発電推進の学者たちは、原子力を『安全でクリ―ンなエネルギーです』と言い続けてきました。しかし、今回の東京電力福島原子力発電所の爆発で、そのウソとペテンは全世界の前に明らかになりました。この事態を受け、中部電力は今こそすべての原発を停止すべきです。以上が全ての静岡県民の声であり、この声に中部電力が直ちに応えることを要求します」(静岡労組交流センター抗議文)
 16日の名古屋市中心部栄での共同街頭署名では各団体が参加しリレートークが行われた。次々と「原発はプルトニウム製造装置であり、核兵器と原発は一体だ」「被曝労働と非正規労働者の切り捨てによってしか動かせない浜岡原発を停止し廃炉にせよ!」「国鉄分割民営化、労働者派遣法とともに中曽根が強行した野放図な原発・核開発に手を貸してきたJR総連、電力総連、電気連合など侵略に手を染めつつある産業報国会だ。被災地先頭に今こそ本物の労働者の団結を甦らせ、社会を根本からつくりかえよう!」との声が響きわたる中、署名に参加する女性、最後のデモまで参加した男性、通行中の車から「頑張れ」の声援がありました。
 「安全は大ウソ! 原発を全部とめろ!」「労働者の力で被災地救援!震災解雇を許すな!」ののぼりとともに、「JR尼崎事故弾劾! 1047名解雇撤回!」「国鉄運動の力で労働運動を甦らせよう!」ののぼりもひるがえり、労働者の団結した力を結集して被災地での労働組合を組織する闘い、国鉄全国運動の勝利にむかって気合いの入った集会とデモ行進をやりぬきました。(東海・T)
 

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