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「安倍の戦争政治を絶対に許さない」 北島候補が第一声

20150420b-1.JPG 4月19日、北島邦彦候補が阿佐ヶ谷駅頭に立ち、杉並区議選圧勝へ第一声を上げた。
 ピンク色の上着をはおった学生の街宣隊と青年労働者が元気よく街ゆく区民に声をかける中、北島候補が演壇に立った。
 「安倍政治は絶対に許せないという声を形あるものにしよう」
 北島候補は安倍の安保法制の本質が「いつでもどこでも、どんな形でも自衛隊が軍事行動をおこすもの」と暴露し、「韓国の労働者と手を握り、日本でもゼネストで戦争を止めよう」と訴えた。
 そして「児童館や『あんさんぶる荻窪』の廃止は行政を民間に丸投げするもの。民営化は労働者をばらばらにして国家権力の独裁をもたらす。行き着く先は戦争だ。そのために子どもたちや高齢者の生活が破壊される」と、戦争と民営化の安倍政治に怒りを解き放つ選挙であることを明らかにし、「田中区政の、児童館をなくすような民営化・外注化と闘う地域の拠点を一緒につくりたい」と怒りをともに体を張って闘う決意を表明した。

20150420b-2.JPG 早速、区民が演壇に立つ北島候補に駆け寄り握手を求めた。
 北島候補の第一声を皮切りに、この日終日、候補・支持者が一丸となって総決起した。街頭では学生・青年の街宣隊が阿佐ヶ谷の商店街を練り歩き、児童館前などでスポット演説、高円寺駅前など杉並区内を戦争絶対反対、児童館全廃反対で席巻した。ポスター張りも地域の労働者の力でただちに貫徹。
 応援演説には、衆院選を戦った鈴木達夫弁護士をはじめ、動労千葉の田中委員長、動労水戸の辻川副委員長、東京西部ユニオンの吉本委員長、全学連など、区民や女性労働者、青年労働者もマイクを握20150420b-3.JPGり、北島圧勝を声を限りに訴えた。北島候補とともに闘い解雇撤回の都労委命令をかちとったアメアパ分会長も街頭に立ち、「北島さんがいなかったら労働組合にも入っていなかった。労働組合に入れば自分たちが職場を動かしている気持ちになれる。北島さんとともに組合つくって社会を変えよう」と呼びかけた。
 北島陣営の演説と迫力は、街ゆく労働者・区民の足を止め、そこかしこに討論の輪をつくりだしている。唯一、安倍打倒を訴える北島候補の登場は、戦争・改憲を許すのか否かをかけた激しい激突情勢を引き寄せている。安倍の先兵として立ちふるまう維新の党ら極右勢力、「児童館全廃を言うのはデマ」と児童館前で叫ぶ田中与党の無所属区民派、口先だけの戦争反対で自衛戦争賛成を掲げて安倍の露払いをする日本共産党などの反動をぶち破って、全区民に北島候補の主張と闘いを知らせることが決定的だ。
20150420b-4.JPG 韓国では民主労総のハンサンギュン委員長が「ゼネストの準備は終わった」「国民のすべてを本当に生きられないところに陥れているパククネ政権を終わりにするために闘う」と宣言し4・24ゼネスト突入へ進撃している。日本でも杉並から、戦争に突き進む安倍政権打倒のゼネスト情勢を切り開こう!(K)

北島邦彦候補の第一声(JR阿佐ヶ谷駅頭)
安倍政治ゆるさない声を形あるものに
 私は今回の区議会議員選挙、どんな政党の議席が増えるかとか、どんな議員が当選するのかということよりも、みなさんの安倍政権に対する怒りを解き放つことがもっとも問われていると思います。私たち自身の行動、声を集めて、「安倍政治は絶対に許せない」という声を杉並の声として今回の区議会議員選挙で私北島邦彦と一緒に、形あるものにしようじゃありませんか。
戦争絶対反対!ゼネストで戦争とめよう
 さて、安倍政権が進める戦争政治、本当にこれは許すことはできない。今、自民党と公明党で安保関連法にかんする与党協議が続いています。これはものすごく複雑で、ものすごく曖昧ですが、これは若者たちを戦場に送り出す、私たちの生活を戦争で塗りつぶすものです。こんな法律認めるわけにはいかないじゃないですか。
 この安保関連法の本質を一言で言えば、いつでもどこでも、どんな形ででも自衛隊が軍事行動を起こすことができる、こういう法律です。日米安保ガイドライン見直し作業をやってますけれども、これとあいまって、日本と米軍がある時は一体化し、ある時は日本が独自に戦争行為に入る。こんな法律が今つくられようとしていることを私は絶対に認めるわけにはいかない。戦争は絶対反対です。
 そこで問題は、じゃあ戦争を具体的に止める手段はどこにあるのか。それは、生産現場で働く労働者が、自分たちがつくったものが戦争で使われることは絶対に認められない、例えば鉄道労働者が兵隊や武器を運ぶことは絶対に認められない、と戦争絶対反対で団結をして、自分たちの働く現場でストライキで生産を止めたら、戦争は一日として成り立たないということです。現代の戦争は、膨大な労働者が戦争に動員され、戦争に協力させられることによって成り立っている。だからこそ、今こそ戦争絶対反対の労働者のストライキ、これを闘うことのできる労働者の団結を取り戻していこうではありませんか。私はそのことこそ、最も強力な戦争を止める力だと確信しています。
 だから私は労働組合の仲間をつくって、この10年間、とりわけ非正規労働者、若い世代の非正規労働者と職場の中で団結をつくろうと、さまざまに格闘してきました。労働者の団結こそ戦争を止める道だから、労働者の団結をつくるために全力を尽くしてきました。いよいよその真価が問われる状況に入ってきたと思います。
 今こそ戦争絶対反対の声を、みなさん、この区議会議員選挙の中で、私北島邦彦とともに、形あるものにしていこうではありませんか。
韓国ゼネストと連帯
 それともう一つ、戦争を止める道、もっとも重要なのは労働者の国際連帯だと私は確信しています。
 今、韓国であの客船セウォル号が沈没して1周年、パククネ政権に対するものすごい抗議の行動が行われています。きのう、この沈没事故の遺族の21人を含め100人が警察により逮捕された。年金などの大幅削減、これに怒る労働者のゼネラルストライキ。全部の職場でストライキをして、生産を止めて、政権を倒そう、こういう闘いが始まっています。パククネ政権は今や風前のともしびに陥っているます。
 その時に、このセウォル号事故は民営化と外注化の結果だ、こう弾劾してストライキをもって、ゼネラルストライキという、すべての職場の生産を止めようというストライキに立ち上ろうとしているのが、韓国の民主労総という労働組合です。戦争を止める道は労働者が国際的に手をにぎることだ。民族や国籍の違いをこえて、労働者が国際的に連帯して同じ労働者として殺し合いなんか絶対しないぞ、こういう闘いが戦争を止めるもっとも大きな力になるだろうと私は確信しています。今こそ私たち日本の労働者も、韓国の労働者としっかりと手をにぎる、国際連帯の闘いに立ち上がろうじゃありませんか。
 この区議会議員選挙で私北島邦彦が議席を奪還することは、この韓国のゼネラルストライキに立ち上がっている労働者に、本当に限りない激励を与える。いよいよ日本の労働者もストライキに立つような闘いを始めたんだと全国・全世界の労働者にこの杉並から、声を届けていこうじゃありませんか。
児童館全廃は戦争への道。絶対反対で闘う
 今、区民の方と民営化と外注化の問題についてちょっとお話をしました。「やっぱり財源問題が根本にあるんじゃないの」とおっしゃっていました。児童館を建て直す財源がないから児童館をなくさざるをえないんだ、財源がないから「あんさんぶる荻窪」を廃止して税務署と交換するんだ、こういう風に言われています。だけども、行政改革というのは、本来行政がやるべきことをどんどん削って民間に丸投げしていく、これが行政改革の姿じゃないですか。
 その結果何が起こっていくのか。時の国家権力の独占、独裁をもたらします。行きつく先は戦争です。その犠牲にされるが子どもたちや高齢者の生活じゃないですか。こんなことは絶対に認めるわけにはいきません。
安倍政治への怒り解き放ち、ともに闘いをつくる
 私は今回の区議会議員選挙は、単に「北島邦彦に一票お願いします」「みなさんの負託を受けてがんばります」という選挙だとは考えてもいません。私は、今回の区議会議員選挙は、みなさんの中にもふつふつとあふれている安倍政権の戦争政治、民営化と外注化、そして生活破壊の政治に怒りを解き放つ選挙だと考えています。
 あなたの一票は、安倍政権を倒す一票です。あなたの一票は戦争絶対反対、戦争を止める一票です。こういう選挙に私北島邦彦とともに一緒につくっていこうではありませんか。誰かを選ぶんじゃない、一緒に闘いをつくる選挙、これが私が今回の区議会議員選挙、もっとも重要な課題だという風に考えています。
 みなさん、私は今回の区議会議員選挙の中で、児童館をなくすというような田中区長が進める許しがたい攻撃、これを白紙撤回させなきゃいけないと思います。だけども、この白紙撤回させるために私を議会に送ってくださいと言いたいんじゃない。この児童館をなくすという攻撃をはね返すためには、児童館で働く労働者、地域の子どもたちを預ける保護者や、地域の住民、何よりも子どもたち自身と一緒に地域の団結の拠点を守りたいんです。田中区政のこうした児童館をなくすような民営化・外注化の攻撃と闘う地域の拠点をみなさんと一緒に取り戻したいんです。児童館をなくす区立施設再編整備計画を白紙撤回させ、田中区政を倒すための闘いをみなさんと一緒にしていきたいと固く決意をしています。
 みなさん。私北島邦彦はみなさんの怒り、これをともにして、体を張って行動する議席を取り戻して、この区政、そしてそれを支える区議会、こんなものを根本からぶち壊していかなければいけない。そういう闘いに、みなさんと一緒に立ち上がっていきます。
 ともに闘っていきましょう。

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