「狭山闘争の火を消すな!」関西集会で全国連西郡支部が熱い決意
10月31日、関西狭山集会は、部落解放同盟全国連西郡支部・八尾北医療センター労組・関西労組交流センターの主催で、西郡第3集会所で開催された。地元西郡をはじめ関西各地から労学130人が大結集し、労働運動・部落解放闘争圧殺の4・9反革命粉砕を宣言する、画期的集会としてかちとられた。
国賀祥司泉佐野市議の連帯あいさつに続き、基調報告を全国連西郡支部の岡邨洋支部長が行った。岡邨さんは「不屈の石川一雄さんと連帯し、3者協議路線を打ち破り、狭山第3次再審闘争に勝利しよう」と訴え、「八尾市は、10・31の日に解放会館を閉館にした。解放同盟本部派と一体になった狭山闘争破壊そのものだ。全国連中央本部は権力に屈服を誓い、闘う者の団結破壊のためにのみ狭山と石川さんを利用している」と弾劾した。
そして「新自由主義を打ち破ってきた西郡住宅闘争」の圧倒的地平に立ち、「西郡支部は、階級的労働運動と部落解放闘争の全責任を取り、最先頭で闘う」と鮮明に提起した。
特別アピールが3本。八尾北労組の灰垣美佐子書記長は「八尾北攻防は、2度の売却攻撃を打ち破り裁判闘争に突入した。11・10公判闘争を労組は総力決起で闘う」と戦闘宣言を発した。すえみつ道正八尾市議・八尾北労組特別執行委員は「菅政権の新成長戦略と徹底対決して闘い、来年の八尾市議選に絶対勝利しよう」とアピール。大阪・星野文昭さんを取り戻す会は、弁護士接見を一般面会扱いにする暴挙を徹底弾劾した。
住宅明け渡し弾劾裁判当該・全国連西郡支部書記長の辻西幸子さん、差し押さえ弾劾裁判原告団が「とことん闘う」と不屈の戦闘宣言を発し、守る会、森本政二さん、関西労組交流センター、全学連が烈々たる決意を表明。全国連西郡支部青年部長の佃文弘くんは「ムラに戻りたいが戻れないという青年の怒りがある。支部青年部建設をかちとり、ムラを取り戻す」と断固決意表明した。
(全国連西郡支部・植村清)
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