1. HOME
  2. ブログ
  3. 杉並区議選中盤戦 戦争絶対反対!児童館廃止反対のうねりを北島圧勝へ

杉並区議選中盤戦 戦争絶対反対!児童館廃止反対のうねりを北島圧勝へ

20150422a-1.JPG 杉並区議選は中盤戦に突入した。
 「戦争絶対反対!安倍打倒!」「児童館全廃に絶対反対!」を掲げる候補は、70人中、北島邦彦ただ一人だ。「児童館なくすな」署名運動が区民の思いと怒りを集め、大きなうねりとなろうとしている。この決起をおしつぶそうという全党派との激しいせめぎあいに入った。
 北島候補は「安倍戦争政治への怒りを解き放とう」と訴え、街頭を駆け巡っている。
 21日は浜田山駅頭や高円寺駅頭などに立ち、安倍戦争政治への怒りを爆発させた。
 「世論調査では集団的自衛権、原発再稼働、沖縄辺野古新基地建設など安倍の戦争政治にNOだという声が圧倒的だ。安保関連法で『国会の事前承認』というが、国会の全部が戦争翼賛勢力で何の意味があるのか!」と翼賛国会を弾劾。

20150422a-2.JPG さらに、「戦争は自衛の名によって行われてきた。しかし共産党は海外で戦争させないと、日本で一方的に領土を主張する戦争は自衛戦争だからOKだという。戦争反対でもなんでもない。口先で戦争反対と言いながら、具体的に戦争を推進する政党だ」と日本共産党のペテンを暴き、「具体的に戦争を止める力は、労働現場で労働者が団結してストライキを闘う労働組合をつくることだ」と確信をもって訴えた。
 そして、「今選挙の中で、住みやすい街づくりとかを掲げる候補者は山ほどいる。これを実現したいんだったら、労働者人民の生活と命を切り捨てる安倍の戦争政治として闘わずしてどうするんだ。労働者の団結がばらばらにされるような民営化・外注化の安倍政治を容認してどうするんだ。こんなペテンはたくさんだ」と社会の根底的変革を呼びかけた。
 
20150422a-3.JPG●杉並からゼネスト情勢つくりだす
 衆院選を戦った鈴木達夫弁護士も力を込めて応援演説を行った。
 「沖縄をみて下さい。自民党支持者の過半までが沖縄で菅や安倍がやっていることが許されないという。沖縄の民意ははっきりしている。辺野古の新基地は反対だ。労働者の団結を安倍や経団連につきつけるのがゼネストだ。沖縄、韓国ではゼネスト情勢だ。北島邦彦さんの当選が本土でゼネストをつくりだす手段だ! 労働者・人民をなめきった政治を私たちの力で打ち砕こう!」

20150422a-4.JPG●福島とともに原発なくす
 動労水戸も北島候補の応援にかけつけ、木村書記長がマイクを握った。
 「私たちは高線量の所に帰還を強制することに対して、絶対反対をかけてストライキを闘い帰町宣言を粉砕することができた。原発も戦争も民営化もすべて一緒。ここに生きている人たちが立ち上がった時にすべてつぶれます。北島さんは東京西部ユニオンで非正規職の解雇を撤回させています。労働組合が労働者の未来をつくる。北島さんを議会へ」
 福島からは椎名知恵子さんが連日街頭に立っている。21日はふくしま共同診療所の布施幸彦院長が北島候補を応援した。
 「原発を止めるには、福島の現実を見据え、小児甲状腺がんの原因が放射能汚染であることをはっきりさせ、安倍政権を倒す以外にない。共産党は福島の汚染のことについて心配ないという。北島さんは福島の放射能汚染の被害を杉並で訴えてくれている。北島さんの当選が再稼働を止める道だ」

●広がる「児童館なくすな」運動
 戦争と民営化に絶対反対の北島候補の主張と闘いは、区民の心をどんどんとらえている。
 街頭では、青年が次々と足を止め「安倍は許せない」と声をかける。ある男性は「妹の職場も民営化されてしまった」と民営化に対して怒りをぶつけた。「平和問題は重要だ」と声を寄せる区民。子ども連れの仕事帰りの女性労働者は児童館なくすな署名をして、子どもに向かって「いっしょに応援しようね」と北島候補と握手。「児童館なくすな」署名を近所で集める区民など、「児童館なくすな」の運動が広がりをもち始めた。この広がりに全党派が追い詰められ、児童館問題について語り出している。だが、北島以外のすべての候補が田中区政の杉並区を丸ごと民営化する「区立施設再編整備計画」に賛成だ。
 区民も怒りを込めてマイクを握る。「『あんさんぶる荻窪』という区民の憩いの場がある。そこには児童館がある。それを田中区長が麻生大臣と密室で税務署と交換すると交渉した。47人の区議会議員が全員賛成した。みどりの党、共産党、社民党、無所属区民派も全部賛成した。今になって共産党が問題を取り上げるが、東京西部ユニオンが児童館を絶対守ると運動を始めたからだ。体を張って闘ってきた北島さんしか守れない」
 児童館は全廃され、これとはまったく別の子どもセンターになり、学童クラブも民間委託される。にもかかわらず、無所属区民派は「児童館はなくなりません」という大うそを言い、「パート・嘱託員は、引き続き新たな児童館事業で働きます」などと児童館廃止に賛成する。しかし「雇用の確保」とは「雇用の流動化」を求める安倍や経団連とまったく同じ立場だ。労働者の首を切り、地域も破壊する新自由主義推進が田中与党の無所属区民派だ。
 共産党もけっして「全廃」とは言わず「削減」に反対という。児童館職員と地域の団結で築き上げてきた職場がなくなること、そこで働く労働者が切り捨てられることについては、「(機能が)拡充」されればいいと民営化推進だ。許せない。
 児童館全廃に絶対反対で闘う北島候補の圧勝こそが、労働者の団結と児童館を守る道だ。
 北島圧勝へ、選挙戦終盤へ総決起しよう!(K)

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

関連記事

アーカイブ

月を選択