改憲と戦争許さない 各地で国際婦人デー闘争 関西 泉佐野市議選の必勝へ決起誓う
関西3・8集会は、何より婦人民主クラブ全国協泉佐野支部の中川いくこさんを押し立てて5月泉佐野選挙に打って出る総決起集会として大衆的に勝ち取られた。中川さんは、「戦争・改憲への怒りを一身に体現して闘いたい。選挙を通して闘う拠点をつくる。3月24日には婦民全国協泉佐野支部を結成する」と宣言し、会場は万雷の拍手で応えた。
「12・16日韓合意粉砕デモ」のDVD上映後、基調報告に立った婦民大阪北支部の深町加代子さんは、「安倍・トランプは追い詰められ、最後の決戦に打って出ている。関西生コン・植木団地労組への攻撃など激しい労組破壊攻撃があるが、JR総連の瓦解(がかい)に見られるように労働者は必ず決起を始める。あきらめを怒りと団結に変えてきた私たちの闘いが花開く時だ」と時代認識を核心的に提起した。
3本の特別報告では、奈良市従女性部の仲間が非正規女性労働者不当解雇を許さない闘いに対して体制内執行部の統制処分・分断攻撃との激闘、高槻医療福祉労組が「命のストライキ」へ向かう闘い、八尾北医療センター労組が能力主義と闘い共同性を奪い返す闘いを力強く語った。
フリートークでは、2月28日の住宅追い出し強制執行を団結の力で粉砕した東三条の女性が「団結の力は蟻の穴であっても堤防を壊す」と勝利宣言。
解雇撤回闘争を闘う京都府職舞鶴支部、2回の保育集会で大きな前進を切り開いた保育労働者、市費教員解雇攻撃と闘う日教組奈良市、植木団地闘争とともに地域で闘う婦民全国協北摂支部、前日結成を勝ち取ったNAZEN北摂など、すべての発言が基調・特別報告とがっちりとひとつのものとして出され、会場はあふれ出んばかりの熱気に包まれた。
最後に共謀罪の先取り攻撃であるかねひろ弾圧粉砕の闘いの中から生まれた「星野さんを取り戻す会・兵庫」から特別決議文が読み上げられた。関西労組交流センター女性部長の東理恵さんからまとめが出され、デモ行進へ。受験生や女性が手をふり、一緒に拳をあげ、街頭に闘いの春の旋風を巻き起こした。
〔写真〕「戦争・改憲への怒りを体現して闘う」と中川さんが決意表明(3月4日 大阪市)
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