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戦争は命かけても阻むべし 福岡で国際婦人デー集会

3・8国際婦人デーを期して、婦人民主クラブ全国協議会福岡支部は3月5日正午、天神警固(けご)公園に登場し、昨年以上の怒りを込めて、「ウクライナ戦争今すぐやめろ」「中国侵略戦争-世界戦争反対」を訴えました。天神一周デモでは「沖縄を戦場にさせないぞ」「琉球諸島にミサイル基地つくるな」の声を響かせました。数人から大きな拍手が送られ、横断幕を何度も見ながら横を歩く女性もいて、若者が多く集まる中心街でのデモへの注目度は最高でした。昨年とは大きく違う街頭の雰囲気を感じました。
デモ隊は日本生命福岡総合支社が入るビルの前で、「パワハラ謝れ」「不当解雇を撤回しろ」と声を上げました。岸田政権の軍拡政策のもと、真っ先に軍事国債を引き受けるであろう日本最大の機関投資家=日本生命によるパワハラ・ノルマ解雇を、労働委員会闘争を開始した仲間と連帯して徹底弾劾しました。
午後2時から、日本で初めて「セクハラ裁判」を闘い勝利判決を勝ち取った晴野まゆみさんの講演を中心にした集会を開催しました。

晴野まゆみさんが講演(3月5日 福岡市)

晴野さんは、自らが受けたセクハラの実態や、裁判を決断してからの仲間をつくる活動、弁護団結成、「A子」という匿名で裁判を闘ったこと、裁判でうその証言を繰り返す会社側証人のセカンドレイプに憤り証人を平手打ちにしたこと、勝利判決で会社にも責任があると認めさせたことなど、自身の闘いを縦横無尽に語りました。そして、「私がセクハラ裁判に踏み切ったのは、分断を持ち込むためではありません。被害者の痛みや苦しみを訴え、理解を広げ、加害者自身も自分に向けられた抑圧に気づくことで、男だから女だからではなく、みんなが補い合って共に生きていくためです」と強調しました。
講演を受けて活発な質疑と決意表明が行われました。集会のまとめでは「戦争絶対反対の闘いは三里塚のような体を張った闘いになることは明らかです。私たちも<戦争は命かけても阻むべし、母・祖母・おみな牢に満つるとも>の決意で闘おう」と呼びかけられました。

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