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改憲と戦争許さない 各地で国際婦人デー闘争 広島 ソンジュの2人招いて反戦集会 

20180308i-1.jpg 3月4日、広島市で、「国際婦人デー広島行動2018」として「女たちの反戦集会&デモ」を60人の参加で行いました。高高度迎撃ミサイルシステム(サード)配備撤回へ闘う韓国・ソンジュから2人の女性を招き、日韓連帯でトランプ・安倍の朝鮮戦争を阻止することを誓いました。
 会場は、市営基町高層アパートにある集会所。「原爆スラム」以来、多くの被爆者や在日朝鮮・韓国人が住み、中国残留日本人帰還者とその家族の方々も集まっている約6千人の公営住宅団地です。ここで地域活動を続けてきた婦民の仲間が、「政治的集会は認めない」などという改憲を先取りした妨害、弾圧を団結の力ではね返し、集会をかちとりました。

20180308i-2.jpg 午前中には「平和のひなまつり」で、にぎやかな歌や演奏で盛り上がり、ちらし寿司にうどん、星野ミニ絵画展、岩国基地関連の展示、ソンジュ・ソソンリのサード配備阻止闘争の映像の上映なども行われました。
 婦民広島支部員の開会あいさつで女たちの反戦集会が始まり、高陽第一診療所労組の矢田三恵書記長が基調提起を行い、「ヒロシマから核戦争絶対反対の声を上げ、安倍政権の働き方改革と改憲を阻止しよう。女性が先頭で職場地域に団結の拠点をつくろう」と訴えました。
 サード配備撤回を闘っているソンジュの2人の女性、キムウンジュさんとキムヒョンソンさんが熱烈な拍手に迎えられて登壇。ソソンリでの70代、80代のハルモニたちを先頭とするサード配備阻止の闘いを報告したキムヒョンソンさんは、公共運輸労組教育公務職労組員で、非正規の児童館職員として解雇攻撃を直前にはね返しての参加でした。城西工団労組員のキムウンジュさんは、3・8国際婦人デーにおいて民主労総が「賃金引き上げ」「性別賃金格差解消」や様々な性差別への闘いなどを掲げて闘う方針であることを報告し、「来年も同じ場所で会いましょう」と述べられました。檄布の交換と「トゥジェン!」のこぶしで、反戦と女性解放の団結を固めました。
 2月26日から3月1日まで、テグとソンジュを訪問した安芸太田町議の大江厚子さんが、地方切り捨てと米軍機低空飛行訓練の激化に直面する安芸太田町とソソンリの闘いは一体だと報告。自治労広島の執行部として責任を持つ仲間、広教組の現場から、Jアラートは子どもや労働者を戦争動員するためのもので、命を守れない、絶対反対と発言がありました。
 広島カープの応援歌を替え歌にした「国際婦人デーの歌」など歌あり、涙あり、笑いありの団結を固める集会になりました。デモ行進は基町から原爆ドームまで、女性たちを先頭に、女子中学生たちのエールも受けながら勝ち取りました。(高陽第一診療所労組・矢田三恵)

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