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辺野古新基地建設阻止へ、新たな闘いを!

20170327c-1.jpg 3月25日、「違法な埋立工事の即時中止・辺野古新基地建設断念を求める県民集会」がキャンプ・シュワブのゲート前において開催された(主催:辺野古新基地を造らせないオール沖縄会議)。集会開始前は小雨が振る悪条件の中、沖縄全島から3500名が結集した。昨年末から辺野古新基地建設の海上での工事が再開されてから初の現地集会であり、この4~5月からも強行されようとしている本格的な埋立工事(護岸工事)を絶対に許さないという、揺るぎない闘いの決意が示された。

 集会内容それ自身は政党・会派の発言が続き、この4月のうるま市長選から来年の統一地方選(名護市長選から県知事選)が実践方針とされ、先日保釈された山城博治平和運動センター議長も集会開始前に「挨拶」が行われるだけというものであった。「海兵隊のグアム移転が進められているから辺野古への新基地建設は無意味」などという発言も飛び出し、今日の朝鮮半島‐北東アジアの戦争切迫情勢から労働者階級を武装解除させるような発言ばかりだった。翁長知事も危機と分裂を深める「オール沖縄」をつなぎ止めるために埋め立て承認の撤回に言及したが、すでに安倍政権は「折り込み済み」として対応しようとしている。
 その中で、5月の星野文昭絵画展と「復帰」45年5・13沖縄集会への結集を呼びかけるビラが総計3000枚以上、参加者に手渡された。特に星野さんの絵画展は三回目とあって、「あぁ、星野さんね」「今年も絵画展をやるのね」等々と話しかけてくる参加者も多数あり、バスから降りて歩道を移動する集会参加者がみんな立ち止まりビラを受け取ろうと順番待ちができた。
 誰もがこの闘いに勝利したいと立ち上がっている。その中で3・19国際連帯・共同行動沖縄の結成を経て、新たな闘いが140万沖縄県民と結びつきはじめた。4~5月を全力で闘って、5月の星野文昭絵画展と5・15沖縄闘争の勝利で、沖縄闘争の国際連帯闘争としての大発展を実現しよう!(沖縄労組交流センター・M)

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