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横須賀闘争で青年労働者と合流、現場には戦争への怒りがある!

s20100930a-1.jpg 9月25日、「空母母港化37周年・原子力空母ジョージ・ワシントン横須賀基地母港化2周年抗議・原子力空母配備撤回を求める9・25神奈川集会」が、2700人の労働者の結集で行われた。この日は、米海軍による横須賀基地への原子力空母ジョージ・ワシントン配備から丸2年目にあたる日だ。地元横須賀をはじめ全国から青年労働者が結集してくる。神奈川労組交流センター、婦人民主クラブ全国協議会、百万人署名運動や反戦共同行動委員会が、「沖縄・横須賀から基地撤去を」「戦争を絶対に阻止する労働運動をともにつくりだそう」と11・7日比谷への結集を訴え、青年労働者と次々と討論の輪がつくられた。 

s20100930a-2.jpg 集会は、菅政権による釣魚台侵略への弾劾はおろか、ジョージ・ワシントンが日本海などでの米韓合同軍事演習に参加し、対北朝鮮・中国侵略戦争の要に位置していることへの言及すらなく、原子力空母の安全性にきり縮める許しがたいものだ。とりわけ23日には米国務長官・クリントンが「尖閣列島は日米安保の適用範囲」と明言するなど戦争的緊張が激化する中でのこの事態は、まさに異常とも言える集会だ。体制内労組幹部たちが反戦闘争を放棄したのみならず、実際に労働者階級の侵略戦争絶対反対の意思を労働組合の名で押さえつけるものに転落したことを完全に示した。また議員発言は1人もできなかった。湧き上がる労働者階級の怒りに戦々恐々としているのだ。
 実際、現場労働者の戦争に対する怒りはある。また労働組合として闘いに立つことに誇りに満ち溢れた姿があちこちにあった。「今日は初めて集会に参加しました」と笑顔で話しかけてくる青年労働者。また激しい人員削減攻撃と闘いながら組合員の多数で参加したと誇らしげに語る鉄道労働者のグループ。みんなものすごい熱意と強い意気込みだ。「攻撃の中で組合がガタガタにされている。いかに組合が勝負できるかだ」「労働運動の力でこそ戦争を止めるというのは全く賛同です」など、青年労働者との労働組合をめぐる論議が沸き起こった。
 すべての回答が、国鉄全国運動と11・7労働者集会にあることは明白だ。実際集会賛同が次々と寄せられ、チケットが販売された。
 デモ行進では、横須賀米軍基地ゲート前で「教え子を再び戦争に送らないぞ」とものすごい気迫と勢いでシュプレヒコールをあげた教育労働者の大隊列は圧巻だった。労働組合には戦争を止め、社会を変える力がある。問題は指導部だ。国鉄全国運動を武器に、11・7労働者集会1万人結集で、民主党・連合政権を打倒し、闘う労働運動を甦らせよう!(神奈川・H) 

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