3・8名古屋市へJアラート訓練中止を申し入れ
トランプ政権は、2月2日に、核政策指針「核戦略の見直し」(NPR)を発表し、ロシア、中国、北朝鮮を名指しに核先制攻撃を仕掛ける可能性を明記しました。許すことのできない朝鮮核戦争への歴史的な宣言です。
また安倍政権は、トランプ政権の「核戦略の見直し」を支持しました。許せません。2019年4月30日現天皇退位、5月1日新天皇即位のスケジュールを設定し、2018年中に9条改憲発議を強行する攻撃を強めています。2月5日には、佐賀県の陸上自衛隊目達原(めたばる)駐屯地所属のヘリコプターAH64Dが民家に墜落・炎上し、乗員2名が死亡、子供がけがをする重大事故が起きました。朝鮮侵略戦争の切迫を示しています。
安倍政権の2018年改憲攻撃や「働き方改革」攻撃の一環として、3月14日に内閣官房主導でJアラート(全国瞬時警報システム)訓練が全国で一斉に強行されようとしています。朝鮮戦争突入の体制をつくるための戦争動員訓練です。絶対にやめさせましょう。
東海合同労組の3名は、3月8日に名古屋市役所防災危機管理局へ行き、河村隆名古屋市長宛の「3・14全国一斉Jアラート訓練中止の要請」書を読み上げた上で30分間にわたり中止を要請しました。私たちは、「避難訓練はやるのか」「北朝鮮のミサイル発射でも使うのか」などと質問し、担当者は「昨年11月14日にも同じことをやりました」「国が操作して弾道ミサイル情報、津波情報、地震情報を流す仕組みです」などと回答しました。
最後に、「公務員の憲法遵守義務にもとづき朝鮮戦争動員訓練のJアラート訓練中止を要請します」と申し入れ、この日の行動を終了しました。
3月14日当日には、3・14全国一斉Jアラート訓練反対を訴える行動を県庁・名古屋市役所前で取り組み、全国の仲間と共に闘いました。
(東海合同労働組合 執行委員長 坂野康男)
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