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被爆地・長崎で、Jアラート訓練に反対してビラまき

 長崎で3月14日の午前9時30分よりJアラート訓練が行われる11時まで、長崎駅周辺で、Jアラート訓練反対のビラまきを行いました。
 「裁判員制度はいらない 大運動 長崎の会」の会合で、Jアラート訓練について議論しました。そしてこの訓練が「戦争に向けた国家総動員体制づくり」の訓練であり、排外主義をあおる訓練であることが、明らかになりました。そこでこの会で呼びかけて、集まった数人で訓練当日のビラまきを行ったのです。
 「私は十人町で被爆したが、現実はこの訓練の写真のようなものではない。見ているだけで腹が立ってくる。戦争をして原爆が落ちたら、こんな訓練、何の意味もない。ふざけている!」と、怒りをあらわにした被爆者をはじめ、「安倍のやっていることは、本当におかしい。ただちに辞めるべきだ」「戦争は絶対に反対。頑張ってほしい」と、色々な人たちが次々と声をかけてきました。
 この私たちの当日のビラまきをはじめ、被爆地・長崎での被爆者をはじめとする訓練への反発は強いです。そのためか、長崎市はこの日の訓練を「小学校で卒業式が予定されているところもあるので」として、外部への音声を流さない、Jアラートシステムの内部での点検試験にとどめました。それ自身だけでも許せませんが、しかし外部に音声を出さないのでは、ほとんどこの訓練の目的は破綻しています。明らかに被爆地・長崎の労働者民衆の怒りは政府と行政を追いつめているのです。この怒りを、今年の8月9日の長崎集会に結実させていこうと思います。(長崎・T)

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