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辺野古新基地は止められる 現地行動に参加し実感〈投稿〉

 

土砂を積んだ大型船に抗議団がボートで肉薄(2月25日 名護市安和区)

2018年12月から強行されている辺野古への土砂投入は、昨年10月末時点で埋め立て工事全体の1%にとどまる、と沖縄県は発表しています。土砂投入を1%にとどめている最大の要因は、キャンプ・シュワブゲート前の座り込み行動=ダンプ搬入阻止闘争ですが、それだけではなかったのです。私は2月25日に始まった安和(あわ。琉球セメントの桟橋がある)・塩川(本部町)連続抗議行動に初めて参加して、そのことを実感しました。
その日、現地に着いたのは午前10時過ぎでした。港の第2ゲート前では抗議団と機動隊、ガードマンが対峙(たいじ)しています。入口には土砂を積んだダンプカーが国道に出ようと列をなしています。抗議団が10人くらいでゲート前をプラカードやのぼりを持って「横断」。機動隊とガードマンは「車両が通ります」「速やかに

桟橋から国道に出ようとするダンプカーの前にプラカードを掲げ立ちはだかる(同)

横断して下さい」と叫ぶ。横断し終わると、ダンプカーは国道の手前まで進みますが、国道に出ようとすると右側から「GOGOドライブ」隊がダンプカーの前に登場し、ノロノロと進んでいくのです。これが2〜3台続くと今度は一般車両が次々と通過していきます。この国道449号線は「ちゅら海水族館」に続く道路なので通行車両も多い所。ダンプカーは1台1台抗議団の横断=順法闘争で待機を余儀なくされます。ダンプカーの搬出をチェックしている女性が、「今日は1時間に36台、通常の3分の1」と報告。大勝利でした。
また塩川地区では午前中、機動隊が動員できず搬出はゼロとのこと(新聞によると7時間搬出ができず)。昨年の沖縄5・15闘争で辺野古現地行動に参加した人は、ゲート前でダンプを止めたことを覚えているでしょう。辺野古新基地は順法闘争で、一人でも多くの人が参加することで止められます。(沖縄労組交流センター・真喜志康彦)

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