沖縄 県民大会会場で情宣、国鉄解雇撤回署名、IJBS解雇撤回署名続々
5・15沖縄闘争2日目の5月18日、激しい雨が降ったりやんだりする不安定な天候の中、全国から結集した青年労働者・学生の街宣隊が沖縄県民大会会場(宜野湾海浜公園)に登場し、悪天候をものともせず元気いっぱいの情宣活動を行った。平和行進を終えて会場に集まってくる全国の労働者に6・8国鉄全国集会のタブロイドが次々と手渡され、国鉄解雇撤回署名とIJBS解雇撤回署名が続々と集まった。
3月末に職場を雇い止め解雇された日本IBMビジネスサービス労組書記長がマイクを握り、力いっぱいに訴えた。「米軍基地と一体でやってきた『振興策』によって、この沖縄に生み出されたものは、膨大な青年労働者の非正規化であり、このままでは生きて行けない現実です。私の職場も9割が非正規です。毎日のように労働者が入れ替わり、退職強要が日常的に行われています。こんな職場を変えるために、そして本当に基地なくし、戦争を止めるために、求められているのは闘う労働組合を甦らせることです。私はそのために解雇撤回を貫いて闘っています。どうかみなさん、署名にご協力をお願いします!」
青年労働者の鮮烈なアピールに、多くの労働者が豪雨の中で足を止め、ずぶ濡れになるのも厭わずどんどん署名に応じる。「解雇撤回!非正規職撤廃!基地撤去!改憲・戦争許すな!」と書かれた沖縄労組交流センターの横断幕にも注目が集まり、熱い交流がそこかしこで生み出された。
結果、県民大会前の情宣活動で国鉄解雇撤回署名が140筆、IJBS解雇撤回署名が32筆集まった。(N)
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