2・11日本原で集会とデモを闘う/改憲・戦争阻止!大行進・岡山
1969年の岡山県奈義町議会による「大日本帝国憲法復原決議」を弾劾して、翌年から「紀元節粉砕!日本原演習場撤去!」を掲げて、2・11日本原現地集会・デモは闘い続けられてきた。コロナを口実にして既成の平和運動勢力が現地闘争を中止した中で、改憲・戦争阻止!大行進・岡山は今年も現地集会・デモをやり抜いた。
那岐山を仰ぐ陸上自衛隊日本原演習場の地元の田んぼで集会を開催した。香川、徳島からも労働者が参加した。自治労倉敷の仲間は、「共闘会議は中止したが、私たちは断固現地闘争を貫徹しよう」と開会宣言を行った。
岡山マスカットユニオンが基調アピールを行い、次のように訴えた。
「今年の2・11闘争の最大の課題は、3月6日から2週間強行されようとしている日本原演習場での4度目の米海兵隊演習を阻止する闘いだ。海兵隊は最も凶暴な侵略殴り込み部隊であり、『遠征前方基地作戦(EABO)』の担い手だ。沖縄、佐世保、岩国の自衛隊・米軍基地がいま、中国侵略戦争のためにフル稼働している。この中で強行される日本原での米海兵隊の演習は中国侵略戦争の作戦演習そのものであり、絶対に許すことはできない」
さらに、動労西日本からは岡山駅構内デモ・春闘行動が呼びかけられた。集会のまとめを岡山大学医学部職員組合の仲間が行い、「沖縄県民、ミャンマー人民と連帯して、日米帝国主義の中国侵略戦争を阻止しよう!」と提起した。
集会後、岡山大学、広島大学の学生のコールで日本原駐屯地までデモ行進。右翼の妨害を粉砕し、意気高くデモを貫徹した。(大行進・岡山 福田英未子)
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