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各地で改憲阻止!大行進がスタート 東京西部 キャラバンで地域回ろう 行動方針巡り討論会

 東京西部では、4月から改憲・戦争阻止!大行進を進めるための「改憲とめる波をここから」討論会と行動を毎月積み重ねてきた。8月18日、9月からの臨時国会で改憲発議が迫るなかで、具体的行動へ向けた討論会を行った。冒頭、東京西部ユニオン北島邦彦副委員長が「改憲阻止闘争が社会の根底からの変革の闘いであり、労働運動をはじめ、あらゆる運動、人びとを結集する大運動にしよう、改憲・戦争に突進する危機的な安倍政権は必ず倒せると、参加者それぞれの取り組みと意見を交し合おう」と提起した。
 司会の青年が、毎月の討論会を振り返り、「青年労働者の現実、職場でも戦争が起きている。仲間のため、自分のために共に生きられる社会をつくるのが闘う労働組合でありユニオンだ」と切り出した。学生時代に70年安保闘争・全共闘運動を経験した住民は「運動は強いインパクトがあればどんどん集まる、人間性を奪う戦争は決してしてはいけない」と応えた。

 医療労働者は、すでに戦時医療に向け患者・高齢者を切り捨てる医療、金もうけ優先で医師や看護士がやめていくような医療を変える闘いを始めていることを報告。自治体保育現場は、議員の杉田水脈(みお)が以前から「保育所は共産主義の洗脳教育の場だ、子育ては家族の責任だ」と言い、民営化推進する極右であることを紹介し、職場・地域の労働者である住民と一体で闘っていることを報告した。星野暁子さんも駆けつけ、「星野奪還闘争は改憲阻止大行進と一体に闘って勝利できる」と訴えた。働き方改革・労組つぶしを職場ではねかえす闘い、核・原発と闘い東海第二の再稼動を許さない運動など次々と発言が続いた。
 結論として、この腐った社会をひっくり返す労働者の改憲阻止闘争にしよう、国会の与野党が真っ青になる闘いを9月から全面的に始めようと集約された。行動方針としてユニオンを先頭に改憲阻止キャラバンで、街頭や労組を回ること、改憲方針を決めるUAゼンセン傘下の職場・労組も含めて、地域のすみずみまで回ろうと決めた。初参加の被爆2世の女性は「本当に切望してきたことが聞けた、ここで生き直すことができる」と語った。
 労働者の共同性を国家権力・資本が戦争に向かうために意識的に壊そうとしている。資本主義は命脈が尽き果て、絶望的に戦争に突き進むところまできている。旧日本軍の戦死者のほとんどが餓死であったという究極の無責任と全く同じことがこの間の大学ではアメフト問題でも現れ、過労死問題として職場で起きている。こうした社会のあり方は「終わっている」、絶対続かない。労働者が団結を求めて動き出している。つながれば団結できる。西部ユニオンが闘いの中心になろうと感じる討論会となった。(東京西部ユニオン・山本)

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