辺野古新基地建設阻止へ、2800名が大結集
2月22日、キャンプ・シュワブゲート前で開催された「止めよう辺野古新基地建設! 国の横暴・工事強行に抗議する県民集会」は、沖縄全県と全国から2800名の結集が勝ち取られた。この集会開始前に米軍は、山城博治沖縄平和運動センター議長ほか1名を刑特法で不当逮捕した(翌日に釈放)。この不当逮捕への怒りが集会参加者の闘う意志をさらに強固にうち固めた。地元の高校生の、「撤去されるべきはテントではなく米軍基地」「勝利と、静かで平和な沖縄を取り戻すためにこれからもがんばっていきましょう」「みなさん、闘いましょう!」という訴えには、とりわけ大きな拍手が巻き起こった。
この間の米軍による暴言への怒りも加わり、沖縄の労働者階級の「基地全面撤去」の闘いが「オール沖縄」を乗り越えて新たな段階へと進み始めた。日米両帝国主義と非和解で闘う沖縄の労働者階級の闘いの勝利の道は、国際連帯闘争と階級的労働運動の前進の中にある。辺野古への新基地建設攻撃との闘いは、沖縄闘争の新たな発展を切り開きつつある。そしてこの闘いの軸に沖縄の労働組合が登場し始めている。昨年8月と9月の辺野古現地集会に比べても圧倒的に労組の旗が目立ってきている。集会実行委員会がチャーターバスを手配しない中で、労組が軸となって大型バスを仕立てて辺野古現地に駆けつけた。
沖縄労組交流センターと国鉄闘争全国運動・沖縄、さらにIJBS労組の旗がキャンプ・シュワブのゲート前に翻った。IJBS労組の仲宗根書記長解雇撤回の支援を呼びかけるニュース、星野さんの絵画展の実行委員会への呼びかけのビラが瞬く間に集会参加者の手に渡った。さらに全学連のビラも配布され、また「まだがんばっているのね」と国鉄10万署名も次々と参加者が応じてくれた。
集会参加者は、「勝利できる路線と方針」を渇望して現地に駆けつけている。この140万県民の怒りと切り結び、2015年の沖縄闘争=安保・沖縄闘争の勝利へ、職場から闘いを巻き起こし労組拠点建設に勝利しよう。2~3月決戦で、動労総連合を全国に建設する突破口を切り開こう!(I)
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