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戦争とめる決意固く 茨城で大行進実行委を結成

20181011d-1.JPG 台風24号が近づく9月30日、土浦市において40人の結集で「改憲・戦争阻止!大行進」茨城実行委員会の結成集会がかちとられた。 動労水戸青年部の照沼靖功さんの司会で、呼びかけ人の動労水戸・石井真一委員長が基調報告を行った。「安倍3選をもって、10月にも自民党改憲案提出が強行されようとしている。許しがたい暴挙だ」と断罪し、「改憲によって労働運動が弾圧され、もの言えぬ社会になる。改憲・戦争阻止!の一点で団結して、本日から闘いを開始しよう」と熱烈に訴えた。

 呼びかけ人の水戸袴塚キリストの教会の菊池牧夫牧師は「公明党はおかしい。戦争で弾圧されたのは日蓮宗なのに、改憲に賛成している。これまで百万人署名運動を進めてきたが、本番の闘いとして頑張っていきたい」と語った。
 呼びかけ人の牛久入管収容所問題を考える会の田中喜美子さんは、「牛久では難民として日本に来ざるを得なかったシリアやイラクなどの人々が収容されている。9条2項改憲は若者が人殺しに行くということ。世界の人々に対し日本の立場が問われる」と訴えた。
 特別アピールを第2次世界大戦を経験された2人の方から受けた。
 元教育労働者の江口昌子さんは、「満州」での体験を生々しく語り、さらに広島で日教組運動に最前線で取り組んだことを踏まえ、今日の平和教育後退への危機感を表し、「自分たちの歴史を取り戻すために学校教育が大切」と強調した。
 続いて元霞ケ浦内水面水産試験場場長の浜田篤信さんが、「霞ケ浦導水事業は国家権力による地方収奪。大規模開発のために生物多様性が破壊されてきた」と弾劾し、「改憲を許さずともに闘おう」と訴えた。
 青年労働者を中心に県内の各労組・団体が発言し、活発な討論が行われた。
 最後に行動方針を確認し、直ちに街頭に打って出て大行進運動を県内に広げ11・4日比谷に大結集することを誓い合った。(常南交通労組・和田一男)
写真青年労働者を中心に熱い議論が行われた(9月30日 土浦市)

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