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「G7は帰れ!」全学連先頭に怒りの実力デモ

 5月19日、午前10時過ぎにも平和公園内にG7首脳らが到着すると言われる中、警察権力はデモ出発地の袋町公園の周囲を完全武装の機動隊で取り囲んだ。「この大量動員した機動隊による規制と弾圧こそ、サミットが戦争会議であることの証明だ!」。赤嶺委員長を戦闘に、全学連と青年労働者がヘルメットで武装し、固くスクラムを組み、雨の中を500人が怒りのデモ行進に出発した。
 「サミット粉砕!戦争反対!」のコールが地鳴りのような足音と共に本通り商店街に響き渡り、店先から買い物客や従業員が次々と身を乗り出して注目する。機動隊はスクラムデモをやめさせようと隊列の両側から学生の腕を掴んで引っ張るなど暴力的なデモ規制を試みるが、全学連の仲間はものともせずに行進。
商店街を抜けて電車通りに出ると、川の向こうは平和公園だ。機動隊が大慌てで壁をつくり、G7の頭目どもがいる平和公園への道を塞ぐ。「G7は帰れ!」「核のボタンを平和公園に持ち込むな!」デモ隊の怒りは平和大橋に迫るところで最高潮に達し、ついに密集する機動隊と衝突。国家暴力によって全く不当にも完全封鎖された平和公園に向かって、デモ隊は「戦争反対!」を力の限り叫び続けた。隙あらば仲間の身柄を奪おうとする機動隊と対峙しながら、一切の弾圧を許さず最後まで戦闘的デモを貫徹した。

警察署前で不当逮捕に弾劾の声上げる

午後1時、600人が再び袋町公園に結集し、サミット粉砕デモを闘いぬいた。多数の飛び入り参加もあった。デモ後には、前日に不当逮捕された学生が勾留されている広島中央署に対する弾劾行動が闘われた。

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