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大阪 国際婦人デー行動 闘う力は現場に、婦民福島支部長が講演

20140314b-1.jpg 3月2日、大阪市のエルおおさかで、婦民全国協・関西ブロックと関西労組交流センター女性部が主催する国際婦人デー集会が開催され80人が集まりました(写真)。
 時代が集会スローガンを呼び寄せているともいうべき関西の国際婦人デー集会は、泉佐野市会議員の国賀祥司さん、全国水平同盟の佃久子さんの共闘からのあいさつで開始。佃さんは8家族への住宅明け渡しに対する不当判決に「絶対反対で闘う。だれもが安心して生きられる世の中をつくろう」と訴えました。

 大きな拍手に迎えられて、1月に結成された婦民全国協福島支部の支部長、高橋恭子さんが登壇。「高校卒業後、全労済に就職。そこで受けたさまざまな女性差別に対し、個人の問題ではなく組合の問題として、隣の労働者と団結して闘ってきた。この生きにくい時代に病気になった子どもの問題も根っこは同じ。3・11以降、私もフクシマの人びとも変わってきた。佐藤幸子さんをはじめ、反原発行動で多くの女性たちが声を上げ始めた。婦民の読者として長くいたが、この女性たちの立ち上がりを見て『つながりたい! つながらなければ!』と心から思い支部を結成。3年たったが何も変わっていない。それどころか放射能は目に見えず、現実について話せない状況がある。見通しのない仮設住宅での生活、20㍉シーベルトの帰村攻撃は放射能の中で生活しろということ。3・11をともに闘おう」と、事故から3年、支部結成に至った過程とその決意を自分の人生を通して熱く語りました。
 基調報告は婦民全国協・関西ブロック代表の山本美知子さん。「フクシマの怒りを結びつける要に婦民福島支部がある。国鉄解雇撤回訴訟の9・25判決は国家的不当労働行為を認めさせ『終わった』とされていた国鉄闘争をよみがえらせた。都知事選は労働運動をめぐる選挙、『革命の訴え』は労働者・民衆の胸に確実に届き結びついた。絶対反対の団結で橋下の労組破壊を打ち破った。国鉄闘争を軸に闘う労組をつくり、外注化・非正規職化に反対し、長時間・過労死労働と闘おう!」と訴えました。
 後半は「韓国ゼネストの闘い」のビデオ上映と訪韓闘争報告。八尾支部、泉佐野読者会、橋下の教育破壊・評価制度と闘う学校現場からの報告の後はフリートークです。
 非正規職の首切りと闘う豊中の保育労働者、病院の外注化攻撃と闘う医療労働者、任用替えと闘う奈良の市従労働者、社会保険病院の独法化攻撃と闘う全社労の労働者、婦民神戸支部の会員、八尾北医療センター労組、長時間・過労死攻撃と闘う教育労働者、京大で団結解体の大学改革と闘う学生。一つひとつの報告に現場労働者の中に闘う力があり、絶対反対で闘い労働組合を変える思いがあふれていました。
 まとめと行動提起は関西労組交流センター女性部長の東理恵さんでした。闘うエネルギーいっぱいの集会でした。(大阪・M)

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