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動労西日本春闘第3波行動 四条畷駅で中西剛副委員長がストライキ打ち抜く

20140414a-1.JPG 4月12日、動労西日本は、中西剛副委員長が、勤務地である四条畷駅で、春闘ストライキに決起し、安全崩壊のJR体制打倒と、4・19尼崎闘争への結集を訴えた。
 動労西日本と支援の労働者学生40名が、四条畷駅東口に結集し、ストライキをを共に闘った。
 13時スト突入時刻の5分前、中西剛副委員長が制服姿で登場。大江照己委員長が、JR西日本本社労務や駅管理職に対して、中西副委員長のストライキを通告した。司会である動労西日本・山田和広書記長が、尼崎事故の責任をとらず、尼崎事故によって病気になった中西副委員長への労災事業者証明を行わず、パワハラを加えるJR西日本を追い詰めるストライキを貫徹しようと、スト突入集会を宣言した。

20140414a-2.JPG 動労西日本・大江委員長は、「 社会を変えJRを変えるストライキとして13時から終業時までのストライキを打ち抜く。安倍政権による憲法改悪、TPPなどの強行に労働者が声を上げるストライキだ」と意義を訴えた。
 ストに入った中西副委員長は「ブラック企業であるJR西日本と立ち向かうために立ち上がった」と、まず決意を明らかにして、ストライキ宣言を提起し、これを参加者全員で確認した。
 続いて、動労西日本・岡崎組合員は、「熟練労働者の首を切った国鉄分割・民営化と、規制緩和と外注化の行き着く先が尼崎事故であり、京浜東北線・川崎駅事故だ。ストライキで闘うのが労働組合だ。あきらめを組織する労働組合指導部と決別し、われわれと共に闘おう」とJRの青年労働者に呼びかけた。
 JR職場から、国労の労働者がストライキ支援に駆けつけてくれ、発言を受けた。
 大阪事業所の不当配属職場で27年闘う東元さんは「JR西日本の本性は闘う労働組合つぶしだ。中西副委員長とともにブラック企業JR西日本と闘い抜く」と決意表明。
 神戸土木技術センターの冨田益行さんは、「このストは、春闘ストライキであり、4・19尼崎闘争に向けた重要な闘いだ。青年労働者が怒りで決起する情勢が来ている。青年労働者を獲得するために闘おう。JR北海道による23歳の青年保線労働者への懲戒解雇を許せない。JR西日本では89人の下請け労働者が殺されている。反合・運転保安闘争で闘おう。4・19尼崎闘争を闘い、労働運動の主流派となろう」と呼びかけた。
 支援の労働者の冒頭に、関西青年労働者実行委が発言。「中西副委員長の闘いがJRを追い詰めている。沖縄やJPにおける問答無用の解雇は、資本の方が追い詰められているからだ。勝利しているのはわれわれだ」と明らかにした。
 佃文弘・全国水平同盟青年部長から、「中西副委員長への、こんなむき出しの攻撃の背後には、中西副委員長の闘いが、敵を恐れさせているからだ。住宅闘争への反動判決も全く同じだ。断固として闘い勝利していく」と連帯の挨拶を受けた。
 関西合同労組からは、八尾市にあるブラック企業・中西工業と闘う青年労働者の闘いの報告を受け、青年労働者の未来をかけて、闘い抜くと決意を受けた。
 支援の挨拶の最後に、全学連を代表して、大森全学連副委員長が、法政大学をめぐる決戦で勝利を切り開き、全国で学生自治会を復権していく闘いを進めていく」と決意を明らかにした。
 そして、再度、中西副委員長が「闘う労働組合を結集させ、労働者が主人公になる社会をつくろう」とストの意義を再度明らかにした。最後に、大江委員長のまとめの挨拶と団結ガンバローで、スト突入集会を締めくくった。
 3度目の四条畷ストライキは、国鉄分割・民営化崩壊情勢の中で、青年労働者の怒りと確固として結びつく闘いとして、打ち抜かれた。どの勢力、どの路線が、青年労働者の未来に責任を取ることができるのかを、誰の目にも明らかにする闘いとして打ち抜かれたのだ。(K)

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