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米子で国鉄集会 今秋国鉄決戦への総決起を宣言

20140919a-1.JPG  9月14日、9・11郡山闘争の熱気冷めやらぬ中、米子市文化ホールで国鉄集会がおこなわれた。11月1万結集へむけて全国の仲間の先陣を切って、今秋国鉄決戦への総決起を宣言する集会として成功した。
  開会挨拶に立った鷲見貢さん(共に闘う国労の会。元国労後藤車両所分会長)は、7・1集団的自衛権閣議決定によって「戦争か革命」かの歴史選択を迫る時代に突入した中で迎える今秋11月集会の決定的重大性を訴え、9・11郡山闘争に続き今こそ国労本部の裏切りを現場から打ち破り、外注化・非正規化・民営化を粉砕し、全原発廃炉を闘い、動労総連合-動労西日本の旗をこの山陰の地に打ち立てようと訴えた。

  大江照己動労西日本委員長は、千葉・水戸を先頭とする動労総連合の全職場からJRの安全破壊・被曝労働強制・団結破壊を打ち破る運転保安闘争を全力で闘う中に、労働者が主人公となって生きる時代の展望を切り開くことができることを強調した。同時に、7・1情勢下で画期的地平を切り開いた今夏8・6ヒロシマ闘争の成功の意義を明らかにした。そして、この情勢下での9・3国労組合員権訴訟の東京地裁反動判決と動労西日本山田書記長の解雇撤回裁判の8・25東京地裁反動判決を徹底弾劾し、ともに11月1万を実現しようとアピールした。
 続いて、動労西日本・山田和広書記長と国労米子・後藤車両所分会の仲間から、9・11郡工闘争の報告が行われ、集会は拍手と歓声で最高に盛り上がった。
 山田書記長は、「9・11を郡山工場の青年労働者と団結し、全国のJR青年労働者総決起の突破口を開く闘いとして、動労総連合青年組合員の総力をあげて闘い抜いた」と生き生きと報告した。国労米子・後藤車両所分会の仲間も、国労郡山工場支部の橋本光一さんの渾身の決起に心から感動し、固い団結の握手を交わした喜びを語り、JRの外注化阻止・国労の連合化粉砕へ、闘う決意を表明した。  
 集会後半は、国鉄闘争全国運動の呼びかけ人である鬼頭宏一さん(島根大学名誉教授)の講演を受けた。鬼頭さんは、生い立ちと青年時代(60年安保闘争)の思い出から説き起こし、現代帝国主義の最後の延命形態である新自由主義の破産・没落の現実を鋭く暴き出して、今こそ日帝・安倍打倒-プロレタリア革命へ前進しようと熱烈に訴えた。
  最後に、動労千葉を支援する会・山陰の仲間が、国鉄決戦勝利・安倍打倒の11月1万人結集へ、決意を表明した。山陰では、地区をあげて国鉄・反原発を闘う中で、10万署名が、労働組合などの協力を得て2400筆を突破したことが報告され、さらに頑張ろうと確認した。この日の集会には、新しい仲間も参加し、11月へむけて、新たな闘いの火ぶたを切った。「動労総連合を全国に」の闘いを、米子の地から巻き起こしていこうと誓い合った。(動労千葉を支援する会・山陰/G・N)

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