10・3東京東部地域集会 10万筆署名7万の1割の7200筆
10月3日、国鉄闘争全国運動・東京東部の会の主催で、東部地域集会を開催しました。ずばり「国鉄解雇撤回!外注化・非正規化を止めよう」を集会名称にして、さらなる署名の取り組みと11・2集会への結集を呼びかける集会として勝ち取りました。参加者は60名、その中には前日の労組回りで「署名を回すために勉強に行く」と参加してくれた2人の教組役員もいました。
はじめに9・11郡山闘争のビデオが上映され、共同代表の橋本武朋さんが「10万筆署名が7万を超えました。そのうちの1割の7200筆が東部の会が集めた署名です。11・2集会までに10万筆を貫徹しましょう」と主催者挨拶をして集会が始まりました。 署名のお礼と闘いの報告に立った動労千葉新小岩地域班の佐藤正和さんは「10・1には外注化反対、65歳まで働ける職場をということでストライキで闘いぬきました。定期大会は真剣な議論で動労千葉結成35年の節目の大会になりました。」と報告しました。
続いて千葉鉄道サービス(CTS)の清掃部門で働く労働者が「動労千葉に加入しました!」と二人で登場。彼らは、超低賃金と正社員登用制度による競争と分断の実態、「プロパーの仲間を守れ」と闘った5.2ストライキの意義、エルダー社員が本気になって動労千葉魂を発揮していること、CTS幕張事業所での動労千葉への圧倒的共感など生き生きと語ってくれました。
次に解雇撤回署名運動の呼びかけ人で九州大学名誉教授の下山房雄さんから連帯のあいさつをいただきました。下山さんは「国労大会を報じる国労の新聞を精読しました。3分の1の代議員がストライキで闘えと発言している。問題は指導部だ。動労千葉のようにストライキで闘うのが労働組合の在り方だ」と話され、署名のさらなる取り組みへ檄を飛ばしました。
いよいよ闘う仲間からの闘いの報告です。トップは鈴コン分会の内尾稔分会長。完全勝利和解=原職復帰の報告に、大きな拍手が巻き起こりました。学校、介護職場、東交、区職の仲間からは、それぞれの職場での外注化・非正規化攻撃との闘いの報告と決意表明が続きました。東交からは、「事故」を口実に横行するパワハラと退職強要に対する闘いと外注化とワンマン化が事故の原因だと喝破する報告がされました。
東京東部星野文昭さんを取り戻す会、下町放射能ネット・NAZEN江戸川からも発言を受け、「『ソリダリティー』に出てきたように一人一人が奮い立って11・2集会を成功させよう」という主催者のまとめで集会を終えました。(東京東部・M)
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